ふわふわ。/ 詩 #9
ふわふわ。
さっきまで白くふわふわ飛んでいたのに
フロントガラスにぶつかって
白いふわふわは水となる
さっきまで白くふわふわと飛んでいたのに
一瞬のうちに姿が変わっちゃった
行き先も変わっちゃった
ワイパーでシュッと飛ばされた
どこに飛んだかもわからない
ここはどこ
どこなんだ
わからない
なにがなんだかわからない
ただひとつわかることがあったよ
見てみて
ツーと滴るわたしを見て
ね、
今のわたしは透きとおってる
世界の片隅にある小さなお部屋
そこにある言葉たち
つな
つな とは、
See you again.
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