つるうちはなのこてんぱん食堂「さつまいもと鶏のゴマ豆乳味噌汁」
やあやあこんにちは！つるうちはなだよ！
今朝、思いがけず美味しいお味噌汁ができて、こんなに美味しいなら人に伝えたいな〜と思い、そういやごはんレシピもそろそろまた溜まってきたな〜…
ってことで！以前花とポップス公式で連載していた「つるうちはなのこてんぱん食堂」をリニューアルしてnoteに引き継ぐことにしました。
花ポ公式の最後の更新が五年前！なので、この頃とは食に対しての知識や見識もだいぶ変わってきたので、地続きにしないほうが良さそうと思ったのと、私の人生を作っている「音楽、ごはん、夫、たまに旅」についてのコラムをひとところにまとめておきたいと思ったのもあります。noteさん、末永くよろしくお願いします！
さて、今日のレシピは朝起きてぼんやりしてても作れるとびきりのご馳走味噌汁。もにゃもにゃしながら冷蔵庫眺めて、「鶏さんとさつまいもと豆乳のこっくりしたお味噌汁が飲みたい・・しめじも入れたらいいな・・」と作り始めた「鶏とさつまいものゴマ豆乳味噌汁」です。
ウチの夫は「いもくりなんきん」をおかずとするのが苦手で、さつまいもなどをお味噌汁やおかずに入れるのも好きじゃない。しかし私は！豚汁やカレーに入ったさつまいもが甘く溶け出したあの「あまじょっぱみ」が超大好き。
なのでこれは、夫には出さない、私だけのご馳走味噌汁。甘いさつまいもが溶け出したクリーミーなおつゆが絶品。和風だけどクリームシチューのようなコクのある味わい。ごはんにもパンにも合うよ。
「さつまいもと鶏のゴマ豆乳味噌汁」
【材料／大きめの汁碗１人分】
・皮を剥いだ胸肉→片手に乗るくらい。
・さつまいも→同じく。１本の４分の１くらいかな。
・しめじ→同じく片手
・だし汁→今日は前日作った茹で鶏のスープ使用。顆粒でも白だしでもダシダでもコンソメでも好みでなんでもOK。
・味噌→お好みで。今日は茶色い味噌と白味噌を合わせた。
・豆乳→今日は調整豆乳。無調整でももちろんOK。ちなみに無しでも普通にお味噌汁として旨い。牛乳でも美味しい。
・片栗粉
・あれば塩麹、なければ塩少々
・すりゴマ
・刻みネギ
【ざっくり栄養＆カロリー】
・おいもとしめじと味噌はお腹にいい。胸肉でタンパク質もしっかり摂れて満足感が高い。空腹感が出づらい。
・大きめの味噌汁茶碗一杯で190kcalくらい。ごはん軽く一杯とお漬物のセットで全部で360kcalくらいになる。
【作り方】
①小鍋にだし汁を沸かす。その間にさつまいもを皮ごとラップでくるんでチンしてホクホクにする。
→さつまいもは小さめサイズの一本丸ごとなら600w５分くらい。さつまいもはサイズがまちまちだから、カピカピにならないように様子見つつ。まとめてチンしといてあとでおやつや他のおかずに転用するのもよし。
②胸肉を包丁の先で軽く叩いて繊維を壊しておき、一口サイズにカット。あれば塩麹、なければ塩少々をまぶしてもみ込み、更に片栗粉を少量まぶしておく。
→塩麹はしょっぱくなりすぎずにお肉を柔らかくしてくれて本当に便利。最近は塩麹パウダー（液状のものよりも浸透が早いのでつけ置き時間がほぼゼロ）にめちゃくちゃ頼ってる。が、もちろん塩でもオッケー。ほんのり下味つけるだけだから欲張らないでね。
③沸いただし汁を弱火にし、胸肉、しめじ、カットしたさつまいもを入れて穏やかに５分ほど茹でる。アクが出たら取る。
→胸肉をボコボコに茹でると硬くなるし、芋は崩れるし、しめじは変なえぐみが出るしでいいことがない！茹でてる間にごはんや付け合わせを準備したり、ネギを切ったりして、どうか穏やかにお過ごしください。
④火を止め、味噌適量（大１くらい）を溶き、ひとまわしの豆乳を投入（！）、ごく弱火で火をつけ全体があたたまったら器にとり、ネギとゴマかけて完成！
→片栗粉のおかげでほんのりとろみがつき、豆乳も分離しづらくなるけど、それでも味噌と豆乳を入れたあとはほんのりあたためる、くらいのイメージで。引き続き穏やかに・・。
味噌汁とシチューの間みたいなおかず味噌汁の完成！シチュー感を強めたいなら白っぽい味噌を多めにするとホワイティな仕上がりでいいかんじ。もにゃもにゃしながら作ったとは思えないくらい美味しい。ごはんが進む。あげくさつまいもとしめじと味噌で腸活＋胸肉でタンパク質もしっかり摂取。完璧だね！
今回のレシピは分量にこだわりが全然ないし、味噌汁なんて好きな濃さはみんな違うし、具の量も目分量で味見しながら好きにしてね。料理苦手な人あるあるで「味見しない」っていうのをよく聞くけど、味見しないで味がわかるのは歴戦のおばあちゃんやプロだけ、我々一般人は味見が超大事。
胸肉に片栗まぶすとか、穏やかに火入れをするとか、さつまいもはあらかじめレンチンしておくとほくほく甘くて火がすぐ通るよとか、そういうポイントだけ抑えたらあとはお好みで、アレンジ自在。きのこはなんでもいいし、豚でも美味しい。とろみを多めにつけてシチューごはんにしたっていい。黒胡椒振って洋風に頂くのもいいね！あ、チーズとにんにく入れたら今流行りのシュクメルリ風になるよ。アレンジ無限。
手軽で丁寧なレシピは世の中に溢れているので、私はなるべく、一度覚えたら使い回しの効くような、自分の好みでなんとでもなるようなレシピをこれから公開していきたいなあと思っている。そして昔のこて食時代と明らかに変わった意識は、「脂質控えめ、たんぱく質しっかり、お野菜たっぷり、お腹によいもの」を基本に考えています！
おいしくて、簡単で、体が元気になるものを毎日食べたいからね。もう中年だからね。悲しいけど胃が若くないんだよ。カルビとか２枚で十分なんだ。俺はタンとハラミがあればいいんだ。今回のレシピも若い人は皮を取った胸肉なんか使わず、鶏もも肉や豚バラとかどかんと入れちゃいな！やっちゃいな！
それじゃあまたね！
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