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大学生でのトレーニング【Part.2】

大学生でのトレーニングは、乳酸との付き合い方を中心に前回記事にしたが、内容は下記のリンクから確認してね!

今回は、ウエイトトレーニングの考え方について

ウエイトトレーニングを高校生・大学生から取り入れる選手は多く存在する。そんなウエイトトレーニングでのメリット・デメリットは前回の記事で話してる。

ウエイトトレーニングを取り入れる考え方を、今日は説明しよう思う。

ウエイトトレーニングによって付ける筋肉は、概ねアウターの筋肉になる。
だから、インナーマッスルの細い選手は、ウエイトで筋肉をつけるとアウターの筋肉の力に負けて、怪我をしたり、痛めたりすることもある。
なので、ジュニア期から中学生の間にしっかりとインナーの筋肉へのアプローチが必要。

それを踏まえた上で、ウエイトを取り入れる意味とは?

力の排出する割合を軽減するためのウエイトトレーニングである。

解りやすい例を挙げると、
100mバタフライ53秒がベストタイムで、200mバタフライ専門の選手がいた。
この選手が200mバタフライを、1分58秒を狙っていて、前半100mを55秒で泳ぎたい。
でもこの選手の100mベストから考えても、55秒は結構頑張らないと出せない200mの前半タイムになる。
今の筋肉量で、55秒は選手の感覚的には90%ぐらいのスピード感で、身体を酷使して、前半を作ってくる。
これで、後半を迎えた時に、乳酸が一気に蓄積して、強烈なバテが襲ってくる。

こんな状況が、ウエイトトレーニングをすることによって、多く捉えた水を大きな筋力で掻くため、前半のタイムは同じ55秒でも使っている筋肉の疲労感は75~80%に軽減したというような効果を狙っているのだ。
また、ウエイトトレーニングで筋力を上げたことにより、53秒で泳げていた

ウエイトトレーニングによって筋量が増したことにより、自分のMAXスピードが速くなった。これにより前半の速いタイムを、小さな力で大きな水を掻くことができる身体に変えることで可能にし、前半に使うパワーを軽減して後半200mまで持久力が伸びた。

このような戦い方がウエイトトレーニングをすることによって可能になる。

ここの捉え方がめちゃくちゃ大切。

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