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キュンパス徹底攻略!予約がまったく取れない新幹線「はやぶさ」座席指定14のポイント(JR東日本たびキュン早割パス)

割引あり

(2月14日追記)はやぶさ1号の座席直前放出を確認したので、その時間や座席数などの最新情報を加えて「10のポイント→14のポイント」と大幅に内容を加筆しました。詳しくは目次を参照ください。


「いま、キュンパスが熱いことになっているらしい」ということを昨日書いた。


キュンパスとは、JR東日本管内のフリーエリアが、新幹線や特急列車を含めて10,000円で1日乗り放題というお得なきっぷ「旅せよ平日! JR東日本たびキュン早割パス」のこと。

JR東日本の各駅には、たくさんのポスターが貼られているので見かけた方も多いと思う。


新幹線を含むJR東日本全線が乗り放題!
夢みたいな切符!

そう思われた方も多い。

でも・・・
早速切符を予約しようとすると、その予約の仕方もよくわからないし、新幹線の座席も満席。
ホームページの注意書きを呼んでも、専門的な言葉が並んでいてまったく頭に入ってこない。

鉄道に詳しい人や、普段からえきねっとを使い慣れている方ならいいけれど、それ以外だとちょっとハードルが高すぎる。


ということで、今回は、実際に複数の日にちで予約をしてみて気づいた、予約のコツやポイントをまとめてみました。

ぜひ、キュンパス攻略の参考にしてください。



これまでの鉄道予約の検証レポート(無料)はこちらに。



実際の混雑ぶりはこちらにリポートしています。





1.指定席2回の壁!


まず、予約を取る前に旅のルートを考えると思う。
自由に東日本を旅できる切符。
どこにでも行けるなんて、夢のようである。

ところが、あるルールによって大きな制限がかかっている。
それが、指定席予約は、2回までというルール。

この切符の最大限の活用法は、長距離の新幹線移動だと思う。
この長距離新幹線のメインである北海道・東北新幹線「はやぶさ号」「はやて号」と秋田新幹線「こまち号」、山形新幹線「つばさ号」は、ともに全車指定席で自由席の設定がない。

つまり、行きと帰りにそれらの新幹線を使ったら、指定席の枠2回は埋まってしまうのである。

自由に移動できそうでできないもどかしさ…
これがキュンパス旅のルートを考えるうえで、常につきまとう。

ところが、キュンパス利用の知識があれば、この制限の中でも自由に移動できる部分が出てくるのである。
次から、そのあたりについて詳しく書いていきたい。





2.「特定特急券」区間を賢く使え


キュンパスで、移動のメインになる北海道・東北新幹線「はやぶさ号」「はやて号」と秋田新幹線「こまち号」、山形新幹線「つばさ号」は、ともに全車指定席で自由席の設定がない。
では、その途中で新幹線を使いたい場合はどうすればいいのだろう。


このJR東日本の新幹線の指定席には、ある特例が設けられている。
それが…「特定特急券」という存在。

実は、この「特定特急券」のルールがキュンパスでも適用されているらしいいのだ。



➊仙台〜盛岡の利用ルール


仙台~盛岡間では、途中に停車駅がある「はやぶさ号」「はやて号」「こまち号」のみ、特例として、自由席特急券で指定席車両の空席に座ることができる。
これを知っていれば、例えば一ノ関で下車して、平泉観光などをして、その後にはやぶさに乗って盛岡まで移動することなどもできるようになる。
※ただし、仙台~盛岡間で無停車の「はやぶさ」号には、この特例は適用されない。



➋盛岡〜新青森、盛岡~秋田、福島~新庄の利用リール


盛岡~新青森間の「はやぶさ」号でも同じように、このキュンパスで指定席の空席に乗車することができる。
※盛岡~秋田間の「こまち」、福島~新庄間の「つばさ」も同様。

つまり、盛岡までたどり着けば、その後の新幹線の乗車は自由度が高くなるということ。
これによって、旅の計画も大きく変わってきそうだ。







3.発売日(1カ月前)の予約は必須

このキュンパスの反響は相当大きいらしく、予約状況を見ると平日の新幹線の座席が相当埋まっている。満席になって予約がとれない列車も多い。
自分の希望の時間の新幹線を予約したいのであれば、1か月前の発売日に取ることを強くおすすめする。

キュンパスは14日前まで無料で日付の変更が可能なので、利用日に別の予定が入ってしまった場合でも安心である。

また、えきねっとから予約をすれば、当日まで指定席の時間や列車を変えることもできるので、旅先でのトラブルがあった場合などにも対応ができる。




4.発売直後に売切れ続出「東京~新青森」

発売日初日の予約状況をみていると、東京から新青森に向かう朝出発の「はやぶさ号」は発売と同時に売り切れている。
1本遅い時間を選んでもそれも売り切れ。他の日も含めて6時~8時台に東京を出発する「はやぶさ号」の指定席は、まったく予約が取れない状況みたいだ。

発売時間は予定があって、えきねっとに張りつくわけにはいかないという人も多いと思う。
もう、諦めるしかないのだろうか。

でも、そんなことはない。
いくつか対策をすることで、取りにくい指定席を取りやすくできるのだ。
その対策については、次に述べたい。


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