私が「低所得は結婚できない」という論を否定している理由

よく低所得者は結婚できないという意見を目にする。しかし、私はそうは思わない。そのことを述べる。

まず言われるのが金銭面のことである。結婚生活には金は確かにかかる。子育てに出産、それに伴う育休を考えれば負担は大きくなる。低所得者が結婚を諦めたり、低収入だからという理由で交際すら拒否するような人が出るのも分からないことではない。しかし、リスクばかり恐れてはどうにもならない。始まる前から諦めたらそこで終わり。物事にはリスクのないものは無く、そのリスクにどう向き合うかが結婚生活においては無視できないからこそ、足りないことを理解した上で上手くいく方法を考えていかなければならない。例えば、

(子供から見て)祖父母に子を預けるとか子供をつくる予定までの期間を設定して資金を貯めるとか、やりようは幾らでもある。

現代はネット環境が発達しているのもあり、広告収益や商材販売、転売など手軽に稼ぐ方法が多く確立されているので使わない手は無い。

なので、

金が無いからという理由で結婚を諦めるたり低所得だという理由で相手を切り捨てるというのは、艦これでいえば甲報酬やランカー報酬がないから高難度に挑めないと言っているようなもの(※)。

そうなるのは

他に立ち回る方法を考えずにある一点の方法でしか物事に取り組もうとしないために起こるから

で、X(twitter)や掲示板系列の書き込みにおいて

低所得=結婚できない・不安とか低収入との結婚は嫌だと考える人が目立つのは特定の手段ばかりに注目して他のやり方を考えようとしない人がいかに多いかを物語る結果となっている。その手の人は将来性を含めた先のことよりも目の前のあることにしか関心を持たない傾向にもあり、そのことは結婚生活を含めあらゆる場面において非常に大きな損失となってしまう。

目先のことしか関心がなくなると、将来性があるのに収入が少ないという理由だけで切り捨ててしまうという、非常にもったいないことをやりかねなくなる。

低収入と結婚したくないとか諦めたりしている人は、まずは自分のやっている、または考えているやり方を今一度見直し、他に抜け道が無いか思考してほしい。

(※)について。

艦これはランカー報酬や甲報酬が多くあればあるほどイベントでの攻略が楽になりやすいが、それを達成できる人というのはデイリー・ウィークリー任務を欠かさずに取り組み、常設任務を出来る限り消化してそれで得られる装備を増やし、レベリングのために海域周回を繰り返して戦力を日々向上させている傾向にある。そうした積み重ねがランカー報酬の獲得、さらに甲報酬の入手へと繫がっているのである。そのため、普段からの取り組んでいる物事の積み重ねが後々成果として反映され、甲勲章獲得という大きな花を咲かせることをもたらすのである。

だからこそ艦これは日々の積み重ねがものをいうゲームであり、一部ファンから盆栽ゲーと呼ばれる所以となっている。

艦これは最初は資源4種(燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイト)が各数百(それぞれの上限は35万)しかなく、装備もろくに揃っていない状態からはじまるので、スタートラインはみんな同じ。

もしランカー報酬や甲報酬がなければ高難度を攻略できないというのであれば、イベントで毎回初めて甲勲章を獲れたという報告がX(Twitter)上で流れるわけがなく、そのことは

普段からの積み重ねをきちんとやることがとても大事である

ということの証明になっている。

結婚も艦これと同じで、貯蓄や仕事への取組み、収益の増加など基本は日々の積み重ねが重要で、そのことが蓄えられていけばいくほど大きな財産となって返ってくる。

たとえいくら多くのものを持っていても無駄遣いすれば何の意味も無くなり、逆に日々の生活が怪しくなるほどの収入が最初は少なくても、共働きで貯蓄したり出費を抑えたり、本業以外の作業で収益を増やす・株での配当を得るなど立ち回り方を工夫すれば持たざる者でも巨万の富を築くことさえある。

たとえ低収入だからと言って諦めたり拒否したりするのではなく、他の立ち回り方を考えて行動できないかを探ってみるのが良い。そうすれば抜け道が見つかるかもしれないから。


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