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森のこども

先日の書いた「木になる子」のイメージを絵に描いてみました。

ちょっと足して森の子として3人ご紹介します。

それぞれの子の特徴はこちら

木の子(実)

きのこ(実)

太陽が燦々と照る日当たりの良い場所に好んで生る。
素直で明るい性格だが、我儘を言っては満たされないと大声を上げ転げ回って駄々を捏ねるぞ!
駄々こねが治らないとつむじから芽が出てきて木になってしまうので、
素直さを活かして小さいうちに根気よく言って聞かせよう。
成長するとアクティブな趣味を持つ健康的な子になるぞ!
体は強いのであまり心配要らないが、大きな怪我をしやすいのも木の子の特徴だ!

竹の子

たけのこ

竹藪の中から筍を掘り出し、一晩置くと竹の子が目を覚ます。
竹を割ったような性格で、直線的でハッキリしてあまり泣かず自立的な上にやたらとよく眠り育つので手がかからない。
同年代の子と比べて頭一つ分背が高い。
親は安心して放任気味になりやすいが、気を抜いてはいけない。
約束を違えたり嘘を教えると曲がったままえらい勢いで育つぞ!
環境が大事だ!しっかり関わって教えよう。
上手く教えると強いリーダーシップを持った頼りになる子に育つぞ!
しかし「正しい」だけを善として教えすぎると、世に馴染めなくなり中年頃に竹藪に帰って竹になってしまうのでバランスには注意しよう。

きのこ(茸)

きのこ

鬱蒼とした湿気の多い静かな森の木に生る。
体についているキノコのかさは収穫から数日でポロッと取れる。
性格は大人しく優しいが、母子分離がなかなか出来ずに常に抱っこやおんぶをせがむ。
野生下では親である木にベッタリとしがみついている姿が確認される。
親は心配になりやすいが、無理に引き剥がすと精神的な不安定さが中年頃まで続いてしまう。
その期間にしっかり要求に応えてやると、ある程度大きくなり自立した時に社交的で友達を100人作る朗らかな子になるぞ!
本気で100人連れて来るので「友達呼んでいい?」と言われたら人数制限をしよう!

森の子

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