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ひとりごと

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2018年5月の記事一覧

世界が色付く手前×共鳴

世界が色付く手前×共鳴

『世界が色付く手前ってどんな景色だと思います?』
森絵都さんが書いた小説「カラフル」の書き出しにはこう書いてありました。
『この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはみんないつも迷ってる』
半透明で不鮮明なモノクロの日々なのか。
それともカラフルな世界の中で自分の色を知っていくことなのか。

僕が初めてこの言葉と出会ったのは今イベントで写真を撮ってもらってる奈歩ちゃんの作品からだった。その作品に惹

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RPGについて

RPGについて

2年前くらいに、後にこの曲のイントロとなるギターアルペジオを『発見』した。

発見(はっけん)とは、まだ知られていなかった(あるいは自分が知らなかった)事柄や物、現象、説明のしかたを見つけ出すこと。

偶然だった、そしてするするとメロディーは生まれた。深夜まだ春と呼ぶには未熟すぎる夜の温度と相反するように暖かい光と、二足歩行をはじめたような期待感を今でも覚えてる。そして最初にそのメロディー

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3月28日の日誌

弾き語りをするとなって4年が経った。あの頃から変われたのだろうか、ないものをねだる日々は続いている、抱えている劣等感も自己顕示欲も相変わらず。許されたい事だって解消できてない。

ただ変わらず進む事に意味を見出してきた、故に満身創痍で進み続けた日々だった。死んで楽になれるならと死んでもいい気はしていた、のたれ死んだら意味くらい見つけれたかもしれない「くだらない」と。

そうして土砂降りのような日々

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目の前にいた人

目の前にいるのが人間で、同じように心臓を動かしながら生きてきた生身の人間でその人には心があって生きてきた物語があるという事に気づいてからというもの、今までのおこないがすごく恥ずかしく思えた。

気持ちの押し付けで、そこに誰がいたのかすっかり忘れていたんだと思う。なんだ自分結構我儘だな、一人前な大人の顔して、誰かに自分の地に足ついてない意見を押し付けて、本当は漠然とした不安と寂しさに飲み込まれないよ

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