第1449回 2024/1/13〜2024/1/22の歴史ニュース

1、あっという間に1ヶ月

2024年の一月も残りわずかになってきましたね。

初日から大地震があったからかなんだか長い気がするのは私だけでしょうか。

成人式や大学入試共通試験などもありましたね。

後者については例年のように、日本史と世界史の問題が公開されたようなので

別記事で紹介していこうと思います。

さて、いつものようにヘッドラインの後ろのRはX(旧Twitter)でシェアした時のリアクション数、コメントが付いたらCと表記しています。

ちなみに前回はこちら。

2、ニュースヘッドライン

①900年前先祖が兄弟だった縁で文通。互いに励まし合って郷土史研究 R12 

②英国ノーフォーク州でアングロサクソン時代・8世紀後半~9世紀前半の銀鍍金製品を金属探知機で発見 R10

③長崎市の諏訪神社で直垂姿の元服式 R7 C

④スイスで初めて発見されたローマ軍の戦場跡地から、数千点に及ぶローマ軍の遺物が発掘 R7

⑤富山市八ケ山の「長岡御廟」にある8代藩主前田利謙の墓が倒壊 R7

⑥富山県高岡市立博物館で文化財レスキュー開始 R6

⑦神戸市で幕末の「神戸海軍操練所(そうれんじょ)」の一部とみられる石積みの防波堤跡を発掘 R17

⑧「なんでも鑑定団」で高杉晋作の書状を本物と鑑定 R2

⑨静岡県浜松市で新たな展示施設整備を話し合う検討委員会が開催 R11

⑩石川県七尾市の国史跡七尾城跡で地震の被害を確認 R8

3、

いかがだったでしょうか。

皆様の気になる話題もありましたでしょうか。

能登半島地震における文化財の被害もだんだんと明らかになってきましたね。

富山県の話題が多いのは、本当に被害が大きかった能登半島の方は

把握すらできていない、ということでしょうか。

そんな中でかろうじて解体される蔵の中から資料を救出することができた、という⑥の話題。

博物館によると、災害の少ない富山県では被災時における資料回収のノウハウが確立されておらず、同館としても初の経験だったという。

ということはちょっと意外ですが、このようなニュースが広まることで

少しでも多くの歴史資料が救われることにつながることを願います。

そして早くも今年の10大ニュース入りが有力視される⑦の話題。

高輪築堤のように国指定も狙えるくらいの大成果ではないでしょうか。

気合の入った現地説明会資料も公開されています。

そして最後は⑧の人気番組からたまにニュースになる「本物発見」の話題。

日常の話なので、かえって偽物が作られる可能性は低いのでは

と判断して骨董品を落札するセンスはなかなかですね。

現在は自宅よりも保管環境が良い同博物館に寄託。4月の市制70周年記念企画展「市立博物館 秘蔵コレクション展(仮題)」で公開される。

というように鑑定結果を受けて適切な保管と公開につながっていることも素敵です。

今週も様々なニュースに触れることができました。

次回もまた歴史の話題を集めていきたいと思います。

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?