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深海魚日記

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深海深く住む魚のような内容を書いてます。 いつかクジラかイルカの様に存在感のあるブログに成長出来たら……。 などといいつつ、noteかっこいい!と思って始めたのが本音です。
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#ライフスタイル

別れは突然やってきた

初め異変に全く気がつかなかった。気がついたら余りにも静かに横たわっているから。 彼はいつもの様に眠ってしまったのかと思った。 一度眠ってしまうと暫く静かにしておいた方がいいだろうとそのままにした。部屋にひとり静かにさせた。起こしに行けばいつもの様に元気いっぱいになっていると思ったから。 そして気がつけば夜になり起こしに行くも全く反応がない。 しかしからだは熱い。 あぁもう寿命だったの…。思えば4年間毎日一緒にいた。だけどもう無理だったのだ。 翌日ショップへ出かけた

月の美しい夜は、永い立ち話を思い出す。

「愛する」という「愛」。 どんなことなのかたまに考える。かつての私は自分が好きではなかったから、自分に自信が無かったから。 だから愛することを人一倍考える人になったのだと思う。 ふらりと寄るnoterさんのところで立ち止まった。その人は昔の自分の分身の様な気がした。 今手を差し伸べることもせず黙ってその人自身が自分を抱きしめることが出来るよう願い望む。そんな風にしか今の私には出来ない。 ふと過去に自分が書いたものを載せてみる。 過去は変わらない。人は自分で再生していくしか

ワインが大好きだ、という話

少々お疲れ気味のnoteが続いた。 ハードな週が終わった時は最終日の帰りに飲んでみんなと話ができれば楽しいのだろうけれどこのご時世でほとんど飲みに行く機会も消えている。 なので想像で飲んでいる雰囲気を醸し出すのもいいかもしれない…。 さて、あなたはアルコールは飲まれるでしょうか? 私はだいたいなんでも大丈夫ですが、両親の実家が山梨にあるので山梨産のワインが好きです。 山梨のワインは白は「甲州」赤は「ベリ―A」というブドウを用いて作られます。 「甲州」という品種は私

今日も早めにおやすみまさい

日経の夕刊にちらりと載っていたタイトルを見たら、残業時間が減っているらしい。 そりゃそうかも知れない。世の中テレワークが増えてるんでしょ? それに全体的に景気も余りよい方向に行ってないらしく国からの休業補償の為に従業員を休ませる会社もチラホラ出ているのだろう。 そうしたら残業代も減るだろう。 私のいる部署はこぞって営業事務が定時上りをしているし、就業時間中もその人数いらないだろう?っていう程度の仕事しかなさそうだ。 私のいる方はルーチンの仕事量は変わらないので時間が

白き頂

今年もまた、10月7日がやってきた。結婚25年目を迎えた。  新婚旅行は結婚式の翌日と言うのが当時の定番だったが、私たちのハネムーンは年が明けてからにした。 「俺さ、一度でいいからマッターホルンを横目にスキーを滑ってみたいんだよ」 ツアー旅行でいろいろな所へ連れて行って貰うのも楽しい、がどちらかと言えば一か所に滞在する旅行が好きな私には理想的、と感じられた。 ミラノ経由でチューリッヒ空港に到着。出迎えていたのは旅行会社名のカードを逆さにかざしたヨーロッパ人だった。

ピンクな息子

親子で美容院に行った。 親子というより私の妹たちと我が息子たち、鶴木ファミリーというところか…。 私の通う美容院は遥か昔まだ息子も生まれていないころからずっと母の実家がある山梨まで通っている。 なんで高速に乗り時間と金をかけて行っているのかといえば勿論座っただけでちょっと話して後はサラサラ―と切ってくれるというのもある。まぁ腕がいいのだ。 豪快に切ってくれる。 今の私は  志尊淳くんにしてー!! と言って素敵に短くなっている。 が、長男によれば 藤田朋子じゃね!

長男の就職#THE NEW COOL NOTER 賞

長男の就職先が確定した。 貰っていた内定先のうちどちらにするかはっきり返事をしないまま数週間が経っていた。 今年の春からいくつもの会社へエントリーシートを送って、何度も落とされその度落ち込んでいた。今まで真剣に自分のことについて掘り下げて考えることもなかったろうし、どんな仕事がしたいのか考えたこともなかったろう。何度目かの面接を受けながら結局落ちることも多々ありもうどこでもいいから採用通知が欲しいと言い出してもいた時に内定を貰った。 その会社に就職すると思っていた。

老いるということ

実家の母が首の骨を折ったと言う。 てっきり入院したかと思ったら骨折というのは自然と骨がくっつくまでじっとしているしか方法がないということで家で過している。 妹たちがいるのでそれほど心配はないものの妹たちは日中働いているため母は少し動くのだと思う。 せめて休日は側にいて動かない様にしてあげたいと実家に行った。 妹たちが用事で外出した後は年老いた両親が各々の部屋で過しているのだが80代になるとTVを相手にすることぐらいしかない。 父は糖尿病が進みほとんど目がみえないし、母

仕事についてどう思っている?②

仕事についてもう少し書いておきたい。昨日のnoteで長期間同じ会社で働くことのメリットとして「収入の安定」と書いた。 これは現実問題切実な話で長く続けているからこそ、同じ様な内容でも派遣社員とは違う収入になる。 勿論彼女たちと私は置かれているスタンスが違うから派遣の仕事は責任は余りいらない(もしかしてここまで書いて敵を作ったのか?だったらあやまります。他意はございません。だって上司はそんな大変なことさせないことにしている、当部では)。 それでも間違えないが基本で何かあっ

仕事についてどう思っている?

仕事について。 みんなは自らの仕事についてどんな風に考えているんだろうか? 私の場合、新人で入社してからずっと同じ会社に勤めている。途中結婚もし子育てもしている訳で一端職場を休んでいる時期もある。 仕事内容がその間に何度も変わっている。 最も事務職なんてのはAIに取って代わられる仕事ナンバーワン。誰でも出来る。 新入社員で採用された頃は職場も私自身もそんなに永く勤め続けると思っていなかった。そんな世の中だったし。 実際16人いた女性の同期(当時は一般職と総合職と呼

80年代前半から半ばの洋楽

私の10代のころ。まだレコードとカセットテープしかなかった。 中学時代というのは音楽に目覚めた時代だったが世の中YMOやオフコースなどが流行していた。 邦楽を楽しく聴いたのは1年生の頃までで、その後はTVで「ザ・モンキーズ・ショー」というドラマが放送された。 とてもキュートでちょっととぼけたキャラクターのドラマだったけれど、必ず彼らの曲が聴けたのだ。それですっかり洋楽に魅了された。 ザ・モンキーズの曲に興味を持ったのでその後アメリカの曲を聴くようになった。最初に買った

高校時代

高校時代2~3年生ではクラスから外れた子だった。 外れたというよりも自分から離れて行った。どこかの群れに入って笑いたくもない話に同調するのに疲れてしまったし何よりも自分のこころが繊細でよく分からないプライドなんてものがあってひとりでいる道を選んだのだった。 そんなちっぽけな私のことなんて誰も気にしている訳もなく、みんな自分のことで必死だからぽつんとクラスで過していても何も言われなかった。 勉強にも興味がなかったので時間だけを持て余していた私は本を読むことで時間を潰した。

昔の自分と遭遇して

以下にあげたのは今から3年以上前に書いていた文章だが当時夏場に毎日マスクをしているのが当たり前になっているとは思わなかったろう。 書いている時期はウイルスが人々の生活をこんなに変化させるとは想像も出来なかった。 この時期に今の予測が出来る人がいたならばきっとマスクを大量に仕入れて一儲けしたかAmazon株で儲けていたことだろう。 2017.01.19「マスク考」 毎日マスクをして出社している。 そんな季節だし、日本人はマスク好きだし、小顔効果もあるし、素っぴんでも気になら

お嬢様の聖水

(タイトルで食いついた9割は男性だと思ってる。違うならコメント頂きたく、そうならスキを押して行ってください!!) さて、タイトルで分かってくれた人はどのくらいいるのだろうか?多分正式名称と違うからナニかを想像しながらクリックした人が半数な様に思う(イントロ長すぎ), 昼休みにエナジードリンクの話題が出た。正式商品名は 「お嬢様聖水」 数年前に会社の自販機に入っていた幻のドリンク。 なんで幻かと言えば結構な確率で売り切れていたから。 実は自販機の前に行っても私は 変