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哲学対話で出会った夫婦二人、そろって夫婦会議アンバサダー®︎に就任しました

こんにちは、すぎもとです。
「夫婦会議」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?「家族会議」なら聞いたことがあっても、夫婦会議はあまり耳馴染みのない方が多いと思います。

そんな「夫婦会議」をより多くの方に広めるため、第3期の夫婦会議アンバサダー®として活動することになりました
この記事では、夫婦会議とは何で、なぜ夫婦会議アンバサダー®になったのか、これからどのような活動を行っていくのかをお伝えします。
一言で結論を言うと、対話を大事にする人を増やすことが今回の私の活動の最も大きな目標です。

夫婦会議とは?

夫婦会議はLogista株式会社が提唱する概念です。Logista株式会社は夫婦会議を、「世帯の共同経営者」である夫婦間で「対話」を通して二人の未来を創る場と定義しています。

▼『夫婦会議®︎』の詳細はコチラ

夫婦会議では「対話」を大切にしています。ここでは対話を「価値観の違いを尊重し、互いに納得のいく結論を導き出すコミュニケーション」と定義しています。
対話を大切にする価値観に共感し、夫婦会議アンバサダー®に就任しました。

自己紹介

私は普段、IT系企業で会社員として働く傍ら、「哲学対話」という活動を行っています。

哲学対話では、各回一つのテーマ、例えば「お金とは何か?」「幸福とは何か?」といったテーマについて、複数人で対話を通して考えます。誰しも持っている価値観は異なります。価値観の違いを「結局人それぞれ」で終わらせず、深く問い合うことで参加者全員が納得できる一つの答えを見出すのが哲学対話です。
この哲学対話のプロセスは夫婦会議で推奨されているプロセスとかなり共通しており、今回の夫婦会議アンバサダー®に応募したのも哲学対話の経験が大きく影響しています。

実は、妻とは私が主催する哲学対話の場で出会いました。
多くの対話の場を通して互いの価値観を深く知り、2022年9月に結婚しました。
そんな妻から紹介されたのが「夫婦会議ノート」と「世帯経営ノート」です。結婚前から「居住地をどこにするか」や「お金の管理をどのように行うか」「どちらの苗字にするか」など、幅広いテーマで活用していました。

ちなみに、妻も第3期夫婦会議アンバサダー®として活動予定です。夫の視点、妻の視点でnoteを書いていくつもりなので、ぜひ視点の違いをお楽しみいただければと思います。

▼妻の記事はコチラ

夫婦会議アンバサダー®になった理由

そんな私が夫婦会議アンバサダー®に就任した理由は二つあります。

1. 対話文化を広げたい(外向きな理由)

哲学対話を通して、対話文化が家庭や社会にもたらす意義は強く感じていました。
家庭での対話はその家庭で育った子どもへ直接的に影響します。子どもにとっては対話をすることが当たり前となり、そんな子どもが増えると対話が当たり前な社会が出来上がります。
私は、「対話ができる」ということは誰もが自分らしく生きるために必要なことであり、民主主義の根幹に関わる程大事なことだと考えています。
対話文化を横の世帯へ、次の世代へ広めていくために夫婦会議アンバサダー®の活動を行っていきたいと思います。

2. 家庭で対話習慣を定着させたい(内向きな理由)

「妻と哲学対話で出会った」という話をすると、「じゃあ家ではよく対話しているんでしょう?」と言われることがあります。でもあまりできていないのが実情です。
たしかに二人とも対話の考え方や重要性は理解しているつもりです。それでも日々の生活に忙殺されていると、対話はどんどん後回しになっていくと、共に暮らし始めてから気付きました。
どうやら私たちの家庭は「会話」や「議論」は自然な日常に組み込まれているのですが、「対話」は「さあやるぞ!」と気合を入れなければ始まらないようです。
そこで、夫婦会議アンバサダー®を半強制的な対話のきっかけとして活用させていただきたいと思っています。そして、気合を入れなくても対話できるまで家庭に定着させることが今期の密かな目標です。

夫婦会議アンバサダー®として何をしていきたいか?

外向きな理由、内向きな理由の両方から、夫婦会議アンバサダー®をさせていただくことになりました。
夫婦会議アンバサダー®の活動を通して、夫婦会議の方法や実際の対話の様子をレポートします。
私たち夫婦には哲学対話というバックグラウンドがあり、二人とも哲学らしい”そもそも”を考えることが癖になっています。そんな普段では鬱陶しがられるような癖を有効活用し、世間の常識ではない、私たち二人の答えを出せるような対話をしていきたいと思っています。
私たちの対話の記事を読んだ方が、「自分たちも対話やってみようかな?」と思っていただけるよう、しっかりと発信していきます。

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