『「価値」は他人に求めるんじゃなくて、自分で見出していかないとだよね。』

これはいつか私が友人に言った台詞だった。
正確には、私が私に言い聞かせた台詞だった。

あなたは物事の価値をどう見極めていますか？

モノだけじゃなくて出来事も、働く仕事も、付き合う恋人も、これからの進路も。
自分に関係するものに誇りを持てるときはどんな時でしょうか。

正直に言うと私は自分の価値を他の人に求めてしまう癖がある。
自分の中の基準が曖昧で、ぶれていて、本当に？と分からなくなってしまうのだ。

特に悩むのは就活のこの時期。

世の中のことを何も知らないから、給料や資本金、勤続年数などの数字を見ても何がすごくて何がすごくないのかサッパリだ。
(世間知らずで誠に恥ずかしいことだけれど。。)

調べれば「基準」は出てくるが実際基準から±でどれだけ自分に影響が出るのか想像もできない。

どうしたものか、、どうにかしないとと考えあぐねた結果相談することにした、信頼できて教えてくれそうな人に。

簡単に言うと、その人がいい会社だと言えばいい会社なんだ！と思うしちょっと微妙じゃない、？と反応されればそうなんだ…と馬鹿正直に信じる。(前提として信頼を置いている人に相談している)

だから、私に内定が出た会社を「聞いたことある！」と言ってもらえるとすごく嬉しくなった。

恋愛も同じように「こんな人で〜」と説明した時に「めっちゃいいじゃん！！」と言われるとだよねだよね！と嬉しくなるし、「それって大丈夫なのかな」と言われた日には不安になってしまう。

物事の良し悪しが分からないわけではない。
ただ、そこから細かくなったメモリが分からないのだ。

どっちに転んでも正解だよ、という状況で自分がどっちに行きたいのか分からない。

他人の言葉に影響を受けてものを見てしまうけれど最終決定をしているのは自分だから、その人たちを恨むことは全くないし、責任があるとも一切思っていない。

ただただこんな自分が情けなくてどうしようもないのだ。

私は言ったのだ、友達に「価値は自分で見つけるものだ」と。

そうして自分がそれができていないことも重々自覚している。

それでもなおこの癖が抜けないのは、価値の見つけ方が分からないからだ思う。
自分の欠点を包み隠さず書いてきたけれど、私は自分の基準を見つけたいのだ。

価値を見つける方法が分からない私にアドバイスをください。