見出し画像

ほこりのように払いたくなる婚活についての書き散らし

散文的な書き散らしもいいところだが、たまにはこういう使い方もいいかなと思い筆を取ります。

わたしは30歳、来月には31歳になる。

”結婚”というものを否応なしに意識させられる年頃の真っ只中を独身で生きているのだが、これがなんともやきもきする生活で。したいかと言われればしたいとは思うけれど気の合う人と永くいれたらいいなーくらいにしか考えていない。

マッチングアプリでもやってみようかと思うけど、見ず知らずの人間に合って間もないのに自分の事をわかったようなフリされるのも癪だなと思うので遠ざけている自分もいる。友達を探すのに使えたら楽しいかな。以前記事に登場した友達(「ぽぽちゃん」と呼ぼう)に紹介してもらったアプリを登録しようとしたら仕様の都合で詰んでしまい登録ができなくなってしまった。

ぽぽちゃんは絶賛婚活中である。出会っては振るわず、出会っては振るわずを繰り返し神経をすり減らしてツイッターの婚活アカウントで愚痴りまくってるらしい。ボロボロになりながら婚活に躍起になってる姿を見てるとより一層婚活界隈から自分を遠ざけたくなってくる。あとツイッターのアカウントで愚痴るという地獄の底みてえな行為もやんわりとやめさせたい。

この前も「話だけでも聞いてくれ」とのラインが駆け込んできた。「話を聞くだけでいい、頼むから正論は言わないでくれ」と弱った念押しをされたのでうんうん聞いてたわけなのだが、「ラインを即レスしたのに返事が返ってこない、どういう感情?」というQに対して「返事のあれにもよるがとりあえず返事しましたよのテイの可能性あるな」とAを返したところ「正論パンチやめろ」と悲鳴が飛んできた。けっこう真剣に考えて返事したのに。

そんなぽぽちゃん曰く「ちょろいはハマるとこにはハマると思うんだけど、婚活とかしてないじゃん?だから彼女できないんだよ」とカウンターを食らわされた。

というかそれって「モテるやつにはモテる、と同義じゃね?」とは思ったが、それはそうである。

新型コロナの流行をまたいでわたしは20代から30代へ突入した。実感として、20代と30代では世間からの視線も自己認識も僅かだが確かに変わっているのをひしひしと感じる。大人になって友達ができにくくなるやっかいな要因のひとつとしてこの自意識はあると思う。いろんな要因はあれどこの3年ほどの間わたしの交友関係の狭さが広まることはなかった。

今更ツイッターの知り合いとリアルで遊びに誘うというのが、明確な理由はないけれど何かが気にかかってしまうので勇気を出そうにも気後れしてしまって誘えずにいる。こういうときにマッチングアプリが非常に便利なんだろう。

言い忘れたが彼女は欲しい。友達が彼氏と鎌倉デートに行く服をお互いに選んで遊んだらしい。めっちゃ楽しそう。おれもそういうことしたい。

というかこの渇望は新たな人と出会うことに飢えていることからきている。この3年間で再確認したが気の合う人と遊ぶのが一番楽しい。それを友達と呼ぶか、恋人と呼ぶかだけの違いで、この猫の額ほどの交友関係を広めようとすることに注力したほうがいいことはわかっている。マッチングアプリ、頑張ってやってみるかあ。31歳の目標はそうしようかな。

おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?