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同じ部署で7人退職、残りの人も...辞めるのっ!【typeで見つけた!タイプな仕事vol.3】

スナフキングさん/30歳/男性/2回目の転職

Profile
学生時代に雑貨が好きで雑貨量販店の販売員に。その後ブロガーを目指して退職し、ブログ運営を通じてアフィリエイトなどの知識を習得する。その後、WEBの知識を活かせるWEB広告代理店の営業として転職。広告運用担当に異動して3年が経ったころに起きた退職ラッシュに焦りを感じ転職を決意。事業会社のWEBマーケティング担当に転職し現在に至る。


次々に人が辞めて、業務が増えていく恐怖を味わった

ー前職のWEB広告代理店で営業として入社した後、広告運用の部署に異動した経緯を教えてください。
WEB広告代理店の営業の仕事を簡単に言うと、クライアントが求める成果に対して、たくさんの広告メニューから適切なメニューを選び提案していくことです。しかし僕の場合、クライアントの悩みを丁寧にしっかりヒアリングすることまではできるのですが、広告業界の経験が浅く広告の知識に十分な自信を持てておらず、クライアントの期待になかなか応えることができませんでした。それでもなんとか1年ほど続けていましたが、「営業は向いていないかもしれない…」と何度も思っていました。それを先輩に相談したら「それなら広告運用のほうが向いてるんじゃない?」という話になって、異動が決まりました。

ー同僚が次々と辞めていったということですが、きっかけはあったのですか?
飲み会などで一発芸をやらされるような、古い体質の会社だったんです。加えてマネージャーが全然機能していなくて、常に一人ひとりが膨大な業務を抱えている状態でした。そこに不満を感じた人たちが一気に抜け隣の部署がまるごとなくなって、さらに辞める人が続出…という感じです。

ースナフキングさんが転職を具体的に考え始めたのはいつですか?
広告運用に異動してから2年半ぐらいの時期ですね。ちょうど退職ラッシュが起きはじめたころで、誰かが辞めるたびにその分が自分に降ってきました。いったい何人分だろう?という業務量を抱えるようになりました。でも、仲のいい同僚に恵まれていたので、なんだかんだ楽しく働いていたんです。ただ、だんだんその同僚が退職に向けて動いている話を聞くことが増えてきて。「来月Aさん、再来月にBさんが辞めたら、その分の仕事が自分に降ってくる!?ヤバい、これ以上仕事を受けたらパンクしてしまう。その前に辞めなければ!」と一気に転職するほうに意識が向きました。

職種は絞らず、転職活動を開始

ー転職に関する情報はどのように集めたのですか?
転職経験があるので、以前利用していた転職エージェントに連絡をしたり、転職サイトで代理店や事業会社、ECサイトを運営している企業などいろいろな求人を見ていました。そのとき利用していたのは2、3社くらいだったと思います。

ーWEBマーケティング職に絞って転職活動をしていたのですか?
クライアントのマーケティング担当の仕事を見ていたということもあり、漠然と事業会社のマーケティング担当になりたいなと思っていました。しかし、世に出回っている求人数は限られているし、ひょっとしたら社内プレゼンばかりでおもしろくないかもしれないという懸念もありました。そのため、まずはWEBの知識を活かせる仕事を広く探すことにしました。あと絶対に譲れなかったのは残業が少ないことですね。前職はかなり残業が多くて、自分の時間がまったくとれない状況でしたから。WEBマーケティング以外に、WEBディレクターも候補に入れていました。

自己分析で自分を客観視してみたら…

ー求人サイトやエージェントを使う以外に取り組んでいたことはありますか?
もともとWEBマーケティングの仕事は自分に向いていると思っていたのですが、自分に合った仕事の進め方や自分のタイプを理解するために自己分析をしました。いろいろな診断系を片っ端から試してみて、その結果と過去の経験を照らし合わせていくと、マルチタスクよりも「一点集中型」で、戦況を見ながら全体を動かしていく仕事が向いていることがわかりました。

前職での経験と自己分析で理想の働き方が決まる

ー理想とする転職先の条件は何でしたか?
①残業が少ない
②WEB経験が活かせる
③マルチタスクじゃない

前職では1人が膨大なタスクをこなしている状況で、必然的に1つのサービスをじっくり見ることができないことにストレスを感じていました。自己分析の結果からも、腰を据えて自社サービスのマーケティングを担当するのが向いていると思い、事業会社のWEBマーケティング職に絞って転職活動をしました。でも求人がかなり少なくて、実際に選考を受けたのは4社くらいですね。

ーその4社を選んだ基準はありますか?
マーケティングをやるには、ある程度商品のことを理解している必要があるのですが、僕は転職経験があるし、転職系のアフィリエイトをやっていた経験もあります。転職系のサービスを運営する事業会社なら自分の経験を活かせると思い、その4社を選びました。結果、4社のうち1社から内定がもらえました。

ーtypeを使って良かった部分はありますか?
正直に言うと、色合いとかが少し古いなーと思っていました(笑)。ただ、実際に使ってみると感覚的に使えて、日程調整や応募後のやりとりがやりやすかったです。

自社サービスだけ…でも、マルチタスクだった

ー今回の転職の満足度は何点ですか?
70点です。残業は大幅に減ったし、WEBマーケティングの経験を活かして自分の価値を提供できているとも思うのですが…、担当するのが自社のサービスだけとは言っても、携わる仕事はさまざまなので「一点集中」とは言えないのが本音です。苦手意識のあるマルチタスクを求められる場面が多いので、もっと成長しなければと思っているところです。

転職を即決できたのは良かったけど、ちょっと浅はかだったかも

ーご自身の転職活動を振り返ってみて良かった部分は何ですか?
前職で「このままではヤバい」と思ったときにすぐ転職に向けて動けたのは良かったと思います。

ー逆に反省している部分は何ですか?
もう少し仕事内容のリサーチをするべきだったかなと思っています。と言うのも、自分が担当するのが1社のサービスになれば、もっとシングルタスクになると思っていたんです。でも、実際にはそうではなかった。よくよく考えればわかることだったんですけどね、浅はかでした。

ーこれから転職する方にアドバイスはありますか?
ありきたりですが、複数の転職サービスを利用するのがおすすめです。やはり媒体ごとに属性が違うので、面倒ですがいろいろなサービスを利用することで出会える求人が格段に増えると思いますよ。

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