集中力
目次
・最適な難易度
・自身でコントロールできると思う
・わからないことは書き出して整理する
・最後がめちゃ大事!
・最適な難易度
まあまあ難しいけど解けないことはない問題や助けがあれば解ける程度の問題を解けということです。
以下でロシアの心理学者、レフ・ヴィゴツキーの法則の説明をします。
私たちのまえに知的年齢が同じ七歳の子どもが2人います。
しかし、そのうちの1人は、ちょっとした援助で、9歳の問題を解きますが、もう一人は7歳半の問題しか解きません。
この二人の知的発達は前者の方が早いといわれています。
大人の援助をえて子どもがすることのできるものに援助を得て取り組むことですでに成熟している脳の領域と本来発達していない領域が活発になっているようで、成長が早いのです。
最近接可能性・・・ 子供がひとりではできないが、外部の助けがあればできる物事の領域
・自身でコントロールできると思う
これは提出期限を設定されたら自分でより早い提出期限を実行するなど、
自身がコントロールできる範囲内のことをコントロール下に置くことでタスクへの集中力が上がる
ということが言いたいです!
・わからないことは書き出して整理する
これはとてもシンプル。脳の情報を紙に書くことによって
脳のリソースを節約するため効果があります。
最後に(集中力トレーニング)
・小さな不快
酒と集中力に関する477人の男女を対象にした研究で、スキンパッチテストで全員のアルコール代謝のレベルを調べたあと、全体を2つのグループに分けました。
①アルコールに強くて酒が好き
②アルコールに弱いが酒は好き
仮説:
「アルコールに弱いが酒は好き」な人たちは、普段から「小さな不快」を耐えている可能性が高く、お酒を我慢する習慣が被験者の集中力に差をもたらすのではないかと、研究チームは考えたわけです。
結果:
全員に集中力テストを行ったところ、定期的に酒の誘惑に耐えている人ほど目先の欲望に流されにくく、注意をそらさずタスクへ取り組む傾向が強かったのです。
考察:
つまり、普段から小さな忍耐を積み重ねておけば、まったく違うシチュエーションでも集中力が出やすくなるという事実です。
やりたくない腹筋(もしそうなら)5回だけやってみよう!
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「小さな不快」で集中力が上がるのは、自己への信頼感を育む働きがあるからです。
「誘惑に耐えた」という小さな成功体験のおかげで、人生のコントロール感覚が高まった状態です。
また、「不快」の難易度は、成功率が8〜9割になるあたりを目指すのがベストです。
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