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ビジネススキル習得:座学と経験のバランス問題

つい先日にピアノ発表会があり、幼稚園の息子との連弾(伴奏)で、この日のために、私は今年の2月に初めてピアノを習い始めました。

この私自身のピアノ練習のなかで、「習得プロセス」というものを、この齢(42歳)になって 改めて 意識する ことで、気づきが 多かったです。

その気づきというのは、
なにかを習得するためには、「手と脳」「五感と脳」を使うということ。そして、毎日やり続けること。「毎日」という威力が凄まじいということ。
ピアノの先生から そうご教授いただきました。

転じて、ビジネスのスキル習得もまったく同じではないかと思うのです。

薄紙を重ねるがごとく毎日の練習(=実践・経験)で、脳と五感で覚えていく。こうすることで、言葉だけでは伝わらない、所々の動作の微妙なところまで習得し、仕事ができるようになっていくのだと思います。

知識だけの勉強会は効果半減。特にPM/PdMは


私は現在、PM/PdM勉強会(多数向け)を開催しています。これはもちろん座学です。

そして、上記のピアノ練習で気づいたことを思うと、座学教育ではいかに伝えることができないか、ということが分かります。しかも、相手に、その経験がない場合は特にそうだと思います。

「言葉 vs 体験」「知識 vs 経験」のバランスが重要だと知っていれば、座学では「言葉による説明」で「知識」として渡す以外に方法がない、ということに限界を感じます。

PM/PdMは、総合的なスキルなので、特にそう思います。本当に「知識」の伝達だけでは、何も伝わっていないだろうなぁ、と。

直接のチームメンバーは、OJTをやっているのでまだ大丈夫かと思いますが、それ以外の皆さまは「経験」に相当する部分が無いので、座学の機会の効果をいかに高めるか、という部分は今後も試行錯誤していきたいと思います。

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