蝶の羽ばたきで、桜は咲くのか 〜ミュージカル『刀剣乱舞』 陸奥一蓮 の感想と考察(妄想)〜
前回のエントリで陸奥一蓮の歴史描写に関する違和感(東北生まれの民なんだ、許せ……)は吐き出せました。とりあえず。歴史と刀剣男士の物語がパックリ二つに分かれていて、さらには舞台装置にしかなっていない男士もいて作劇のムラを感じてはいるんですけど(伊藤栄之進さんの脚本は群像劇の要素が強かったから余計にそう感じちゃうんだと思います)それでも「刀ミュ本丸の刀剣男士の物語」としてはかなり面白くて、なんなら大興奮だったので、物語の感想と考察に移ろうかなと思います。
今作は、この本丸の過去