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中高生へのキャリア教育の可能性

7/25、三田国際学園の450名の中高生に向けて、オプンラボ様主催の「近未来ハイスクール」がオンラインで実施されました。

近未来ハイスクールとは、社会人の先進的な活動をしている人たちを「変人」として、若者のキャリア教育にあたってもらうという取り組みです。

イケてるシステム開発会社のプラムザの島田さんからオプンラボの小林さんをご紹介いただき、若者の未来に対する思いに共感して参加させていただくことに。

今回、僕はアーティスト専門家として、表現を生業として生きる人のキャリアや働き方について登壇させていただきました。

授業の内容は、二人の変人のトークセッションを生徒たちが見てチャットで質疑応答する形式です。

この形式自体もライブ配信に慣れてる子たち向けで、今っぽいですよね。

話していく中で感じたのは、中高生はもう子供じゃないなということ。

僕は人材業にも携わっているので、若手社会人とも日常的に対話するのですが、キャリアに関する相談や質問内容などには差を感じませんでした。
あるとすればお金や契約の話くらいですかね。

好奇心の中にも冷静さが垣間見えたのは、納得度のある話、リアリティのある話、体験談などに関心を持っていたところ。
自分をリアルに重ねているのかもしれませんね。

セッション終了後に「こころに刺さった言葉はなんですか?」というアンケートをとっていただいたのですが、僕の名前があった内容がこちら。

「1000人に否定されても1001人目に絶賛されるかも。だからいろんな人に出会うことが大切」

「100人に認められなくても101人目に会いに行く」

「Noって言われ続けても、Yesと言ってくれ人がいるまで動き続ける」

「歌手は正直モテますね」

「アーティスト×〇〇」

「とりあえずやってみる!好きなことで働く 趣味と仕事の境がない」

「周りは感覚だけど自分には事実がある」

「100人に批判されても諦めない」

「ガリバー宇田川さんが音楽を選んだのが先輩のバンドが気に入らなかったからという理由が面白くて、
そのような小さいことからやりたいことが決まっていくということがすごいと思いました。」

「1年で人生が変わる人もいる」

話した内容すべてはお伝えできませんが、アンケートを見るだけでもなんとなく朗らかな雰囲気が伝わるんじゃないでしょうか。

こちらはセッションごとの感想の抜粋です。

改めて確信したのは、教育は100人100通りあっていいということ。

特定のやり方を個性の違う人たちに当てはめる教育では、これからの社会に適応できる人材を育てることは難しいだろうと感じています。

特に日本では若年層へのお金やビジネスの教育が遅れていたり、他の先進国に比べて大人の学びへの投資が少ないなど、生きる力を養うことに課題があると思っています。

コストや手間はかかりますが、受けられる教育の幅を広げることと、働く環境や働き方を自由に選ぶことは、豊かな人生を送るうえでとても大切なことです。

今回の「変人」のような人との出会いが、そんな選択肢の一つになってくれたら嬉しいです。

キャリア教育やキャリア設計という言葉にすると、ちょっと堅苦しかったり、人によって定義が違っていたりします。

でも、学生でも社会人でも、半径1メートルの目のつけどころや、はじめの一歩をどう踏み出すかが分かると、勇気と希望をもって踏み出せますよね。

そんなお手伝いを今後もやっていこうと思います。

改めてオプンラボさん、三田国際学園のみなさん、ありがとうございました。

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ガリバー宇田川(アーティスト専門家)
メジャー経験のある現役シンガーで日本アーティスト協会代表理事。
アーティストの社会進出とキャリア形成の支援がミッション。
企業の採用コンサル、PR・教育・イベントの企画、講師育成などもおこなう。
出張授業、研修、レッスンなどのご依頼もお待ちしております。

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