上田商店food バスクの湧き水の塩/カンパニア州古代小麦パスタ

あなたの日常に深堀の食材を。

上田商店food バスクの湧き水の塩/カンパニア州古代小麦パスタ

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最近の記事

社会起業家が作るエキストラバージンオリーブオイル

私たちの食品の採用基準は『美味しい』です。それともう一つ、『どんな人たちが製品を作っているか』というのがあります。 私たちが仕入れる『エキストラバージンオリーブオイル』は、南イタリア・カンパニア州からやってきました。カンパニア州の中でも、隣のプーリア州に近い場所が彼らの故郷。このオリーブが作られている場所は、岩山が四方を囲む人口3000人程度の村なのです。 生産者と言えば作業着を着ているイメージがあるかもしれませんが、生産者の代表はよくスーツを着ています。なぜかと言います

    • 上田商店的日記~インスタ広告~

      思考してから実行するまでに、タイムラグがあった僕ですが、最近は出来るだけ早く結果を出して、次の手を考えるようにしております。 まだまだ、遅いですが。 という訳で、以前から考えていたインスタ広告をやってみることに。 500円/日×6日間などの少額課金で出来るのが魅力なので、やってみたいなぁとは思っていたので、ようやく実行 第一弾!いざ、東北に向けて! まずは、東北の卸先のことを告知するインスタ広告。 ターゲット:東北の一県 18歳~65歳 塩、調味料、グルメなどの趣

      • ご縁に感謝

        人の褌とか、自分の褌とかさえ、理解していなかった学生時分。「ご縁に感謝」「感謝しながら床につく」とか、そういう文言に対して虫唾が走っていた。 どんな上辺の言葉やねん、とさえ思っていた。 しかし、が、しかし、自分で自分のお金で事業を回していくとなると、「ご縁」も感じるし、「感謝」は心底湧き出てくる。これはものすごく思う。 モノだけが全てではないけど、お持たせを考えるし、その人に対して何が出来るだろうとも考える。 東京は渋谷・桜が丘にあるtrias dining。アイスラ

        • 上田商店的日記

          インスタグラムで、ものすごい気になる飲食店の方に、ご挨拶とアンセストラルの塩の紹介メールを、しばしば送ることがある。 GWの前、大阪にある、それはそれは美味そうな九州の牛肉を扱っている方にメッセージを送ってみた。 すぐに「興味あります!」とお返事を頂き、場所もそこまで遠くないということで、「是非お持ちさせて頂きたい」ということを伝えて、そこからお互いの都合をすり合わせるやり取りを何往復かした。 されども、お互いの日程が合わず結局連休明けに、連絡を取り合うことに。こういう

          南イタリア・カンパニア州の古代小麦パスタ

           パスタと言えば、もうすでに日本では国民食のように当たり前に食されている材料です。どこのスーパーに行っても、コンビニの棚にも、パスタ麺やパスタ製品が並んでいます。そんな競争が厳しい材料を、小さい規模で回している私たちが、あえてパスタを輸入することになったのか、少し皆さんに知ってもらいたいと思い、筆を(キーボードを)取りました(叩いています)。 ​ ロンドンで仕事をしていたときに、ナポリから山の方に向かったところにある村の出身の友人がいました。私たちがロンドンを離れる前に、最

          バスク地方の湧き水の塩 アンセストラル

           スペイン北部に位置するナバラ州は、『美食の町』として世界的に有名な「サン・セバスチャン」という街を支える農業州として知られています。  バスク地方というのは、現在の「バスク州」「ナバラ州」「フランス・ピレネー地域」を含む一帯の地域を指しています。そのバスク地方の一部を構成している「ナバラ州」。農業が盛んで、森と砂漠が混在する自然豊かな州。その中心の町が州都・パンプローナ。この町は、日本では「牛追い祭り」として有名で、人口が20万人の町。食が観光資源の一つで、数多くのバルや

          上田商店的日記

          HOLA! ずっと思ってましたが、初めてみます「上田商店的日記」。こういう台湾系のタイトルって、すっごい憧れるんです、何故か。 おそらく、あまり行ったことが無いからか。 行ったことが無い場所って、やっぱり憧れる。上田商店的日記は、自分たちが行ったことが無い次元に行ってみる過程を綴っていく日記です。 日々の営業の事や、上田商店が歩んでいく道中の振り返りや、美味しかったものなどを綴って行こうと思います。 って書いてしまうと、それ以外の事を書くことが「ダメ、ゼッタイ」的な

          メディアになる商材

          上田商店が扱っている商材はズボリ、 ・湧き水の塩 アンセストラル ・レンタメンテの古代小麦パスタ ・サラ・デラ・テッラのエクストラヴァージンオリーブオイル の3本です。 上田商店は、吹けば飛ぶくらいの小さな商店ですので、大手や中小企業と、ガチンコで商圏を取りに行くと、潰されます。なんてったって、資本が無いからね!(ペロッ) そんな中で、どうやって生きていくのか。 それは、ズボリ(ハマっているフレーズ)※ブラマヨ吉田さんが、漫才で多用していたフレーズ。 ・メディ

          御取引先様とのやり取り

          今年は、御取引小売店舗をもっと増やそう!なんて思っていたが、ただむやみやたらに数を増やすのは、何かしっくり来ないとも、思っていた。 そんな気持ちで迎えた新年。毎年、息子の同級生のお誕生会に呼んで頂くのだけど、その会でいつも商売についてアドバイスをもらっている友人(お誕生日の子の親)と商売談義。 ・新規店舗獲得は刺激的かもしれないけど、掘り下げるのも楽しい ・既存の店舗とのやり取りをもっと増やすべき ・売り方が定まっていないなら、小売店舗に相談を持ちかけるべき などな

          初の催事と出会いと感謝。

          12月16日から19日の4日間、ジェイアール京都伊勢丹で行われた「ワンダフルマルシェ」(催事全体は、24日まで開催中!)に参加させてもらいました。 4日間、一人でブースに立つということで、不安しかなく。ブースの設営なんかもやったこと無かったので、頭で想像もできなく。ゼロからイチを作ることの大変さ、でも脳みその喜びを沢山感じた次第。 何よりも、嬉しかったのが、人との出会い。一緒に催事に出ている多くの出店者が私の元に来て下さり、商品をご購入頂きました。そして、翌日も、追加で購

          催事あれこれあれこれ

          催事の準備が忙しいのに、頭に入っているリストのうちの一つも完成していないのに、インスタ見たり、ツイッター見たり、挙句の果てにnoteを書いたり。 『何とかなる』精神が一番怖いのですが、案外、上手くいく。今回もそうなるかも。 とか言いながら、本当に準備が出来ていない。今日、ようやくお客様に説明するためのパネルボードの下地を買ってきた。そして、そこで止まっている。 ・催事の現場で商品説明をするための補助的な写真のパネルボード作成 ・商品を置くための、天板購入。テーブル脚は

          催事あれこれ

          12月16日から京都伊勢丹で始まるワンダフルマルシェに出店させて頂く運びとなりました。 初めての催事。商品の表示から、陳列の方法から、販売の方法から、百貨店の方々、主催者のBMB TRADのみなさん、そしてgiraffe.inc。とても、多大なサポートを頂いているとかなり実感しているところ。 販売の方法に関して。 BUNDY BEANSの名越さんに聞いたところ、やっぱりパネルなんかを用意して、一生懸命に説明するのが良しとのこと。西宮・苦楽園にある豆仁さんは、それを徹底し

          ethelvine 江上昌信さん

          アンセストラルの塩を契機として、ethelvineの江上さんと知り合い、そしてお店でアンセストラルの塩を取扱い頂いて、本当に普段からお世話になりっぱなしのお方。 現在、水面下で取り組んでいるワインの相談で時間を割いてもらった先日の話。 僕が持ち込んだワインボトルを見るなり、「これはハウスワインの域を出ないかも」と一言。 「これは、あくまでも僕の主観だし、正解ではないし、しっかりとフィルターも掛けられていて、『綺麗』に醸造されている感じ、と思う。」 と続き、 「でも、

          Difference 藤本義章シェフ

          最近、ご紹介の数珠つなぎで、至極の料理人とお話しさせていただく機会が増えている。 地元の隣の小学校出身というすごい縁があったのは、大阪のフレンチ「Difference」の藤本シェフ。 一皿の仕上がりを、絵に描いて仕上げていくという感覚派。ただ、そこに行きつくまでの過程で費やした時間と努力が、その感覚を磨いている。 どんな過程があったのかは、このインタビュー記事が分かりやすい。 後日談で伺ったけれど、このインタビュー記事は結構素直に応えていったものだという。実直な男だ。

          飛んで火に入る夏の虫

          ここ最近、オンラインで所謂営業をしているのだけれども、目に見えた成果はない。 これ、営業会社の営業マンなら、『おい!外回りもしないで、メールで営業して、目標達成出来んのか!?おらぁぁぁ!!』と言われても仕方ない。 所謂営業をせずとも、このnoteで僕の下の記事を見て、熟成兄弟のお二人が反応してくれた、いや、引っ掛かってくれた。 熟成兄弟は、乳牛を一定期間、特定条件の熟成庫で眠らせて、アミノ酸を増幅させている「ホルスタイン・マチュア―・ブラザーズ」なわけだが(この表現、一

          結論を持ってみたら、自然界は叡智を開いてくれませんね

          結論を持ってみたら、自然界は叡智を開いてくれませんね。 すごい言葉だと思った。 そして、タイトルを、そっくりそのまま一文目に持ってくる辺り、70年代のフォークソングかと思った、我ながら。 もとい。 そう、すごい言葉だと思った話。この言葉は、我が家でも愛用している「井上古式醤油」のウェブサイトで、見かけた言葉。 井上醤油店の代表取締役・井上さんが醤油づくりに関して仰っていた言葉。 色々試行錯誤を重ねて、上手く行ったとき、これで分かったと思ったときには、また自然は違う

          結論を持ってみたら、自然界は叡智を開いてくれませんね