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必要な時に必要なメッセージがやってくる


「必要な時に、必要なメッセージがやってくる」

と言う言葉、聞いたことありますよね?
誰が最初に言ったのかはわかりませんが、私は何度もこれを経験しています。

最近で言えば、昨年行った世界一周もそうでした。
そもそもは、Apple TVで、オプラ ウインフリーのインタビューを受けていたマライア・キャリーの一言がきっかけでした。
彼女は、その頃「回想録」を出版しており、その内容についてオプラがインタビューをしていました。幼少期、父親がおらず、母親はネグレクト。兄弟もドラッグに溺れるなど、とても壮絶な育ち方をしていると知りました。その後、彼女を見出したプロデユーサーと結婚しますが、24時間監視され、どこに行くにも許可が必要な不自由な結婚生活を送ります。ようやくその後自由を手にし、子どもも授かり、今は幸せな日々を送っているようです。
ただ、いまだに母親を「母」とは言わず、名前で呼ぶなど、傷は深いようですが、オプラが「この本を書き終えた今、どんな気持ち?」と聞いた一言が、衝撃でした。

「より自由になったわ」と。

思ってもいなかった答えに、即行動します。「誰にも見せない回想録」を書き始めました。6万字ほどの量になりましたが、2、3日で書いてしまったのを覚えています。
すると、苦しいどころか、苦しいことがあっても諦めずに光の方に歩いていた自分が見えてきて、自己肯定感が初めて爆上がりしました。
「すごいやん」「頑張ってたやん」「立派よ」と、自分を褒める言葉しか出てこなくなりました。
ずっと「まだ頑張らないと」と思い続けていた私にとっては、大きなターニングポイントでした。そこから、「死ぬまでにやりたいことリスト」を思い出し、世界一周、と書いていたことをようやく実行に移すことに「自分で許可を出せた」のです。そうでなければ、「いつか行こう」と思いながら、ずっと行けなかったのではないかと思っています。

最近では、今年1月から作家修行に入り、2月末で仕事を辞め(スクールを閉じた)、公募に作品を送り、本を読み、旅に出かける、と言う日々を続けています。
そんな中、昨日見つけた有名女流作家さんのエッセイに、彼女の1日のスケジュールが出てきました。
朝9時から17時までは執筆、ジムに週2、3回は行くからその時は、早仕舞いするけど、とあったのです。
そうか、やっぱり生活リズムを作った方がいいな、と思い、早速ジムとピラテイスの体験申し込みをしたのです。
その翌朝ウオーキングと言う、一種の自分と向かい合う時間に、自分に聞いて見ました。
「旅は?どっかいきたいところない?」と。
すると、「しばらくはいいかな」と答えが返ってきたような気がしました。
そうか、やっぱり内部を充実させろってことだな、と思ったのです。
ジムに入会すると長期の旅行は難しく、退会などしなくてはいけないし、自宅と職場を一緒にしているので、もう少し気分を変えたいな、と思って引っ越しも視野に入れていたのです。
これが今後どのように作用していくのかはわかりませんが、メッセージはちゃんと来てるな、と改めて思いました。

未来なんて誰にもわかりません。
ただ、より自分が幸せになる方向に進むと言うことさえできていれば、やがて「自分が思う幸せ」にたどり着けます。そのために必要なメッセージは、誰にでも来ているのだと思うのです。

え?メッセージが来てもなかなか行動できない?
だって、幸せになるってわかっているのに、このままは嫌だと思っているのに、動かないなんて、なんて勿体無い、って私は思いますが、動けるタイミングってあるとは思うので、メッセージを忘れないうちに、行動できればいいんじゃないか、と思っています。

みんなそれぞれ、幸せになりましょ。


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