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興味を持ったことにはとりあえず、首を突っ込んでおく

嫌なこととか、興味がないことは無理にしなくていいと思っているが、少しでも「あ、面白そう」「やってみたい」と思ったことは、とりあえずその時点でできる限りの首を突っ込んでみてきた。

ドラムに始まり、英語、読書、留学、いわゆる不良と呼ばれる人たちとの付き合い、都会での暮らし、旅行、バンド活動、夜遊び、飲み歩き、引越し、外国人モデルの通訳のアルバイト、靴屋の販売のアルバイト、など何でもやってみた。

もちろんお金も時間もかかっているが、アラカンになって気づいたことがある。

「首を突っ込んでいたことが、視野を広げることにつながっているんだ」
ということに。

例えば、もし誰か知り合いのお子さんがいじめにあっていたら、経済的に可能なら留学するってこともできるよ、と言ってあげられるし、それが難しいなら、転校って言う手もあるよ、と言ってあげられる。
(転校経験は望んだわけではないけど、父の転勤で合計5回)

仕事も色々と自分も経験したが、社員研修をさせてもらう立場でもあったので、あらゆる会社やお店を見てきた。だからこそ、「こんな仕事もあるよ」と言ってあげられるかもしれない。

私自身にも役立っている。

お金の稼ぎ方に1つにしても、いろんな個人事業主の人たちが知り合いにいるので、ああ、そういう稼ぎ方もあるのか、とヒントになることもある。

そう考えると、「面白そうなこと」と「面白そうな人」と関わることが、結局自分だけでは絶対に思いつかない世界を広げてくれるので、やっぱり役に立っているな、と思う。

何より、困った時にそこから抜け出す方法や、抜け出し方、抜け出した後のことの選択肢が、頭の中にたくさんあるということが、人を自由にしてくれる。

「自由でい続けるために頑張っているのよ。自由でい続けるって結構大変なのよ」

そんな言葉を、あのファッションデザイナーの島田順子さんが、雑誌のインタビューで言っていたのを思い出す。

私は自由がなければ、多分窒息してしまうので、自由でい続けるためにも、興味を持ったことはどんどん首を突っ込んで行こうと思う。

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