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note

 2020年1月17日21:17。4年前に僕のnoteは始まりました。きっかけは些細な事でした。大学の後輩で今でも付き合いのある友人から、「面白いサイトあるんですよ」って言われた。試しに見てみると、なんか自由かつある程度に形式的な言論空間が拡がっていた。

 ブログは一般人には敷居が高い。SNSは文字数制限があって軽い。そんな中にあって、noteは本のように「ちゃんと」していて、「誰でも」書けた。「note」という名前も的を射ていて好きになった。PCで打っていても、スマホでフリックしていても、鉛筆やペンで書いていても、もともとはまっさらな紙に文字を綴る行為だということを思い出させてくれる。デジタルとアナログは手段であって行為ではない。「自分の思い」を「文字」にして「書く」という行為に変わりはない。

 だからnoteは僕に刺さった。

 noteを始める時に、一つのことを決めた。一週間に一つでいいから記事を書こう。やらされているのではなく、自分に課す。僕の頭の中にはいつも思考があって文字が躍ってて、どこかで表現したいと思っていた。ただ、それは現れては消えていく。書きたいと思ったときに書かないと、もう永遠に出てこないんだ。

 だから、僕は思い立ったら書く。週に一回は頭の中を文字で整理する。

 後から見直してみると面白い。めちゃくちゃ変な文章もあるし、ああよくできたなって感じる文章もある。全部が僕の分身。

 そして誰かが読んでくれると本当に嬉しい。やっぱり表現したことは知ってもらいたいんだなって思った。

 そんなこんなで5年目に突入したnote。今年もよろしく自分のnoteと誰かのnote。

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