スポーツ映画っていいな

 映画が好きでよく観るんです。映画館に行くこともありますが、それはあんまり多くなくて、家で観る方が好き。新しいものを観る時もあるんだけど、「これ観たいな」って思う作品にたくさん出会ってきました。

 その中でスポーツを題材にした映画が好き。自分がバスケとアメフトを中心に打ち込んできたこともあるんでしょう。感動すする、泣けるのは当事者である自分が疑似体験できるから。特にお気に入りのものを紹介します。

コーチ・カーター

 実話を基にした高校バスケの映画。人生の成功とは何か。プロになれる人はほんの一握りです。しかし、そうでない選手にも未来はあるし、競技への関わり方がある。スポーツは人生の全てではない。全身全霊を掛けて打ち込めば新しいものが見えてくる。しかし、その一方で「学校」で学ぶ意味は何か、ということを考えさせられる。日本とアメリカでは状況が異なることは分かっています。しかし、カーターの教育観は部活動に携わる教員に通じるものだと僕は思う。学校でスポーツを通じて学ぶこと意味、それは人生に活きるものであり、だからこそ学校でやるんだろう。

タイタンズを忘れない

 こちらも実話を基にした高校アメフトの話。当時の差別について、実感することは今の僕らには難しいかもしれない。それでも、育ってきた環境や考え方が違う人たちでも、スポーツを通じて分かり合える。これがスポーツの持つ素晴らしい力。他者を認め、尊重する。そして、同じ競技を通して泣いたり笑ったりする。練習はつらいし衝突もある。でも仲間がいれば乗り越えられる。「Na Na Na Na Hey Hey-ey Goodbye」は嘘ではない。本当にそういう気持ちになる。楽しいものは共有する。でも、きついことも共有することで絆が生まれる。

ロンゲスト・ヤード(リメイク版)


 笑いあり、涙ありのアメフト傑作映画。僕が好きなのはリメイク版。アダム・サンドラーのニヒルな感じも、囚人たち(ボブ・サップいます)もザ・アメリカンでとにかく面白い。フットボールとはこういう痛いものだし、それでも楽しいもの。ユニフォームがバチバチにかっこいい。シンプルな構図であるからこそ、感情移入もしやすい。最後の試合は痛快で、フットボールの面白さ・かっこよさを実感できると思います。

リプレイスメント


 マトリックス、MIPのキアヌ・リーヴス主演のアメフト映画。リプレイスメント=代理選手。それぞれの現状と葛藤を胸に進んでいく物語。「恐れ」に向き合うこと。目を向けたくない自分自身に向き合ってこそ分かるものがある。後がないことは分かっているけど、大切なのは紛れもなく今なんだと気付かせてくれる。普通にエンタメ作品として面白いんだけど、ミーティングのシーンが好きです。あとは、「I WILL SURVIVE」にやられます。

と、書いていたら観たくなってきました。どれにしようかな。

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