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あんときのデジカメ 桜散りゆく桃陵公園の春 with SONY DSC-RX100

(はじめに)桃陵公園(香川県仲多度郡多度津町)の春を、「1.0型センサーとF1.8レンズを小型ボディに搭載」したSONY製初代DSC-RX100で撮影してみました。ようやく散り始めた桜です。桜は満開よりも散りはじめが美しいかもしません。

桜と文化の町 多度津町

3年前、香川県仲多度郡多度津町で仕事をし始めたのですが、ちょうど善通寺市と多度津町の境に「桜と文化の町 多度津町」との看板を目にして驚いた記憶があります。

県立桃陵公園には2千本近くのソメイヨシノが植えられてい、そのことをアピールしているのでは?と後日聞きましたが、多度津町を去るにあたり、「桜の町」を記録しておかなければ! ということで、所有するコンパクトデジタルカメラでは「高級機」の部類の属するDSC-RX100(2012年6月発売)を手にとって散策してみました。

手元にあるのは初代モデルですが、いわゆるフィルムカメラでいうフィルムにあたるセンサーが1.0型CMOSセンサーと非常に大きく、レンズは、F1.8の大口径カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ。ズームは、広角28mmから中望遠100mmまでをカバーする光学3.6倍という贅沢なつくりです。このシリーズは、2019年現在で、7つのモデルが存在しますが、すべて現行モデルとしてラインナップされているところに特徴があります。モデルで焦点距離が異なったりしますが、AFの精度向上などありますが、やはり、初代を使ってみないといけないよねと思ったりしまして、購入したことを記憶しております。

バルナックライカを彷彿させる機動力

さて、筆者自身、フィルムカメラ時代から一眼レフ(ミラーレス含む)を使うことには非常な抵抗感があります。フィルム時代は、ほとんどバルナックライカを使っていたのですが、それは、なるべくコンパクトなカメラのほうが被写体に圧迫感を与えないからです。

その意味では、センサーはフルサイズではありませんが、1型センサー搭載の本機は「これこそ待っていました!」といったコンパクトデジタルカメラでして、フィルムカメラでいえばレンジファインダーカメラを彷彿とさせる機動力を再現しており、とにかく撮影することが楽しいカメラではないかと思います。入門機に比べると少々値段が高くなりますが、用途でモデルを選び、1台持っておくと「できるやつ」と思われることは間違いありません。

さて、拙い写真ばかりですが、桜の町の桜をお楽しみくださればと思います。

ということで撮影データ。ISO100、プログラム撮影、ホワイトバランスオート、画像は20M(5,472×3,648)で保存。一部、絞り優先(A)で撮影。撮影は2019年4月13日、10:00~。

氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。