坊は呟く....

森のテラスで
トトロとの言語リハビリから戻り....

川へスパルタリハビリへ

そう　鮎漁師の仙人さまに
譲っていただいた
綱目3分の　投網を持って

久々の晴天
水は　まだ　高い

それにしても　この網は重たい
7.5キロを　担いで　束ねて　投げる
のである

いざ　実践

玉錘　
いつもは　チェーンの錘

上手く投げれないのである
重たいし….

それでも　綱目があっているから
若鮎は　獲れる

上手く　投げ拡がると　とても心地よい

思いっきり　スパルタリハビリ
気温は　33℃
まだ　水は冷たい…..

休んでは　打ち
打っては　休むを繰り返す

滝のように　流れる汗
水　一リットルも　無くなった
フラフラである

気がつくと　200匹くらい　若鮎が…

家に戻ると　坊が居た。

“獲れたか？”
お陰様で　大漁で…..

“この網持ってみろよ”
7.5キロの網を　指差し　呟く

軽々と　持ち上げる坊.....

“良かったやん　そこまで　回復出来て”

“川が　あって良かったなー”と 呟いておく

今宵の宴

“縄文人も　こうやって　毎日毎日
鮎喰ってたんやろなー”
と　呟きながら　若鮎を摘む

鮎漁師の仙人様の投網は
やっぱり　良く獲れる
重たくて　上手く投げれないけど….

“良かったやん　そこまで回復出来て
お箸も　持てなかったんだから”

若鮎を摘みながら坊は呟く
俗世間から切り離されていた
仙人界　田園界での景色は知らない…

スパルタリハビリが
始まった
梅雨の晴れ間に….

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
スパルタリハビリ

毎日毎日
細やかにリハビリを　重ねて行こう
スパルタだけど…

急性期リハビリテーションって？