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国宝に 招かれて いと美しきかな…

冬至点を過ぎ 旅は続く

昨夜の嵐は 
名残の紅葉達に 景色を与え…

宿を後に 椰子の木を眺めながら
東洋のモナコに たどり着いた
“勘一お宮の松”を眺めながら…

Google先生は またマニアックな
道を案内してくれる

四駆がホイルスピンして 
雨上がりの激坂を上る

砂岩の壁が 美しい

館内に入る

黄金の茶室である
“宜しかったら 写真撮ってください”
係の人に 薦められる

“今までに 皇室が来られた時に
こちらで お茶を”と….

丁度 今週から企画展が始まっていた。
人間国宝の作家さん達の大作が並ぶ

エネルギーいっぱいの 作品達
だんだんと 
こちらの 
エネルギーが 枯渇してくる
そう 茶盌に 囲まれて寝れなかったように….

小さな小部屋に 辿り着く

そんな時 動物的に生きていると
自然な流れで…呼ばれた…

これが あの 国宝….

色絵藤花文茶壺

茶壺である


国宝
「重要文化財のうち、世界文化から見ても価値が高く、たぐいない国民の宝」
文化財保護法27条


比べるものが無いくらい たぐいまれなもの

しばし見惚れて
また 作品達を 眺めて歩く

窯焚きを 手伝ったが故に
目の前の作品達の持つ
エネルギーに 酔ってしまう

一人 汗だくになり 熱冷ましに
茶の庭へ
続く…


平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲

ギランバレーに恋をして
国宝に招かれて….
旅をする

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