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スタートアップの皆さんとのかかわり合いについて

どうも、ウクモリ ヒロオです。

相変わらず体調の方は優れませんが、週末の2日間と比べればだいぶ良くなってきたように感じます。ただ、ミーティングなどの予定はかなりリスケさせていただいており、皆さんにご迷惑をおかけしてしまっていることを大変申し訳なく思っています。焦っても、魔法で風邪のような症状が飛んでいくわけはありません。まずは今の自分の出来ることを、自分の体調に合わせながら、しっかりとこなしていければと思っています。

さて、カラダがこんなコンディションなので、こういう時だからこそ書けるかなと思い、今日はスタートアップの方々との接し方について書いておきます。私はスタートアップの方々、特にモノづくりが伴なうハードウェアスタートアップと呼ばれる方々のお手伝いをしています。

DMM.make AKIBAさんに行けたことがキッカケとなり、メディアを賑わすような方々の製品化でもお手伝いようにもなりました。昨今は再び、多くの場所で交流イベントが開催されていますが、必ずと言っていいほど、ご縁があるハードウェアスタートアップの方と再会します。

思い出すと、私はハードウェアスタートアップの方々と出会うため、10年くらい前は必死になって交流イベントに出かけまくっていました。名刺交換をし、SNSをフォローし、連絡をする・・・その繰り返しの日々だったことを思い出します。そういった活動をし始めた当時は、まったく成果が出ていなかったので、周囲(特に社内)の冷ややかな目線が胸に突き刺さる日々でもありました。ただ、5年ほど前からは製品化に関するご相談が増え、採用していただく事例も多くなってきました。

話を少し戻すと、私はスタートアップの側面支援も行っています。例えば企画運営を手伝うことになった展示会などに出展して貰ったり、キーパーソンにおつなぎしたり・・・彼らが成功しなければ、私のスタートアップの取り組みは「絵に描いた餅」になってしまうので、そのための努力であるとも言えます。結果として、製品化で寄与することも多くなり、口コミで新たな相談が舞い込む・・・そんな流れになりつつあります。同時に、社員もそういった事例を目の当たりにし、自分たちももっと工夫しなければいけないことを実感し、新たな取り組みをするようにもなり始めました。

なので、お陰様でここ数年は増収増益を続けています。これまでの活動がさまざまな効果となって現れ、社内外のどちらも良い感じで化学反応が起こっています。

ここからが本論なのですが、実は最近、エンジェル投資家として、私がスタートアップに対して投資しているんじゃないかと質問されるケースが増えています。答えとしては「NO」。ベンチャーキャピタルの方々と一緒に動くことすらありません。なぜ、ご縁があるスタートアップが多いのにもかかわらず、投資をしないのかというと、事業の軸がブレてしまうからです。

私の会社は、モノづくりの分野で製品化に貢献する会社です。

弊社の収益の大部分は、工業用の素材や部品が柱になっています。最近は、イベントの企画運営などでギャランティをいただくこともありますが、イベント自体がモノづくりを軸にしたものが大半なので、そういった収益はあくまでも副次的なものだと考えています。

私は、工業用の素材や部品の市場は、しっかりと足元を見つめればまだまだ有望だと考えています。一時期は、中国で1,000人規模の工場を2拠点有していた会社だからこそ、国内の優位性や価値に気付いています。多くの方々がどうしようか迷っているからこそ、むしろチャンスだと感じています。

スタートアップの方々を支援しているのは、当然ながら弊社の新たなお客様になっていただくという目的もあります。そして、それが実現しつつあります。ただし、私の場合は、社会課題に直結した素晴らしい挑戦している経営者が多いからこそ、事業化で成功して欲しいとの動機が自身の原動力になっています。

共存共栄という言葉に出会ったからこそ、私の頭の中に蓄積されているものが、かなり明確化されてきました。私の会社は、しっかりと継続できるように私自身が経営者としてしっかりマネージメントしていくと同時に、社会貢献もしっかりと果たしていければと考えています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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