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芸術家のワークショップでお手伝いしました

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先月末の話題で恐縮ですが、少し前からご縁がある大田区の「アートファクトリー城南島」で開催されたワークショップを見学させていただきました。参加ではなく見学だった理由は、私が仲間と一緒に活動している、リサイクル素材の無償提供活動でお配りした素材を使っていただいているからです。

今回は切り絵作家の早崎真奈美さんが、ステージと登場キャラクターを作って、影絵でストーリーを作ってみよう、そんなワークショップでした。前半は早崎さん作品を使い、光の当て方や色の変え方を学んだり、影絵や切り絵の歴史などのレクチャーもありました。後半は作品作りに注力していったのですが、出来上がった作品そのもの以上に、影絵で投影される思いがけない意外性に出会える時間が演出されていて素敵でした。老若男女問わず、純粋にアートを楽しみたいとの想い・・・そんな方々が参加されていたのも印象深かったです。

真ん中あたりがリサイクル素材です

リサイクル素材は、こんな感じで提供されていました。劇場の装飾、シアター内を動き回るキャラクターに使われていて、良い活用事例を間近で体験させていただけたことに、私自身とても感動しました。

不要になっていた素材が、文字通り宝物になった瞬間を目の当たりにし、10年以上続けているリサイクル素材の無償提供活動が無駄ではなかったことを、心の底から感じることが出来ました。特に、創造性が発揮される「影絵」という幻想的な空間で使われることに、思わず涙が出そうなほど感動しました。

実際の作品はこんな感じです。ステージも不要になった段ボールを軸に、様々なカタチでデコレーションされており、思わず笑顔になってしまうような可愛らしいものが多かったです。

キャラクターもこの通り、可愛らしいものが多かったです。キャラクターを前後することによって大きさが変化したりするので、時間をかけて工夫してみたくなる・・・アイデア次第で面白いストーリーにつながるかなと思いました。

今回のワークショップを通じて、素材に対するPOPが必要なことが分かったり、ワークショップの続きがないことに気付いたり・・・課題もいただいたので、改善したいなと考えています。どちらのせよ、「参加者よし、主催者よし、協力者よし」と、三方芳しの精神が生きているので、早崎さんだけでなく、他のアーティストの方々とのコラボレーションも加速させたいです。

今回は、見学者の立場を利用しつつ、気が付けばワークショップのカメラマン的な役割でバックアップ。実際に作成途中や影絵のストーリーテリングなどの場面を撮らせていただきましたが、とても印象的なものが多く、出来上がった写真は早崎さんにも喜んでいただけました。

リサイクル素材の側面で語ると、1回ごとの使用量は決して多くありません。ただし、こういったサポートをしっかりと続けていくことで使う方が増えれば、最終的には無視出来ない量のリサイクル素材がしっかりと再利用されていき、二酸化炭素排出削減の寄与できるのではないかと考えています。

もっとこういう活動を増やそう・・・そう思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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