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オーシャンテックとアクセラレーターの存在

今回はこちらの記事について、考察したことを書いていきたいと思います。

テーマは「オーシャンテック」です。
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・アクセラレーターとは

今回紹介した記事の概要は、SOA(Sustainable Ocean Alliance)という、海洋を大切に思う人々が集まってできたアクセラレーターが2021年に支援する団体を増やす、内容になっています。

では、まずアクセラレーターがどういうものなのかについて、解説をしていきたいと思います。
アクセラレーターは、ビジネスの拡大を目標にする団体で、技術・資金を支援します。
そして、支援する対象はすでに企業を終えている(シード後)スタートアップorベンチャー企業です。

支援するのが、一般的に短期間であることから、支援先の企業が商品売上or技術開発の波にのるまで手伝う、というイメージを持ってもらえたらと思います。
インキュベーターやベンチャーキャピタル(VC)とは異なるのですが、詳しい解説はここでは省きます。もし興味がある方がいればこちらで詳しく説明されています。

冒頭では、「SOAが2021年に支援する団体を増やす」としましたが、具体的に支援する団体を増やす方法としてアクセラレータープログラムがあります。
これは、支援を受けたいスタートアップと、支援したい企業をマッチングさせるプログラムで、アクセラレーターはその手伝いをします。
お互いがお互いの技術を盗み、自社に活かすことが出来、Win-Winの関係になるため実現できるプログラムだといえるでしょう。
SOAのHP下部に「2020 Partners and Sponsors」とあり、この中の企業がプログラムに参加していると思われます。

・オーシャンテックとは

では、そんなSOAが支援したオーシャンテックとはどのようなものなのでしょうか。

「オーシャンテック」の明確な定義は見つかりませんでしたが、フードテックが「食とITの融合」という幅広い言葉が充てられるように、オーシャンテックも「海とITの融合」を表すものと推測します。

具体的なものとして、海洋環境を守るため、漁業従事者の業務を快適にするためといったテクノロジーがあります。
日本では、「Ocean to Table」や「Ocean Tech Japan」といった団体があり、海外だとロンドンに「Ocean Technologies Group」という企業があり、オーシャンテックの開発をしています。

ロンドンでは、2021年4月27日~5月3日にかけてオーシャンテックについてのカンファレンスが開かれるらしく、盛んな地域なのかもしれません。

・オーシャンテックにアクセラレーターが関わる必要性

先ほどもあげたように、オーシャンテック企業の中には、海洋環境保全を目的にしている企業があります。
そして、こちらのデータにもあるように、環境問題に対する意識が日本では高まっており、SDGsの注目度合からも世界的に高まってきているといえるでしょう。

しかし、それでも環境問題は対価不発になりやすいです。
つまり、本気でお金を支払うという人が少ないということ。
例えばですが、温暖化問題にお金をたくさん支払う人は多くないですよね。

そこで、アクセラレーターの存在は不可欠になるのではないでしょうか。
海洋問題という環境への取り組みは、アクセラレーターの支援が不可欠のように思えます。
特に、企業とマッチングさせてくれるプログラムがあるのは大きいでしょう。

対価不発のことについて、もう少し調べてみようと思います。

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