私は基本的に料理不得意です。だから、週に一度はポトフがシチューがカレー。適当に切って煮たら勝手においしくなってくれる基本の根菜が大好きです。

なんでも外食すると高くつくロンドンに来て、最初、自炊のバリエーションがただでさえ少ないのにどうしようと思ったのですが、近所の八百屋が種類豊富な野菜を扱っているのに助けられ、同じ料理でちょっと種類の違う野菜を食べ比べることにはまっています。

ちょっと前までは「玉ねぎ」のいろんな種類を試していました。それで出会った、表題写真の吊るした房のままネットで売ってる小ぶりの玉ねぎ。　

カットすると涙がボロボロ出るパワフルなやつで、中の薄皮は少し紫がかっています。加熱すると旨味があって美味しいので、店頭にあるときは（毎回あるわけではない）リピートしています。

今は、１つの料理に２種類の「イモ」を使って一発で食べ比べるのが、密かなマイブームです。しかし、今回イモだと思って買ったオレンジの皮の丸いやつ、むいてみたらカブ（ビーツ）でした。

作りたかったのはサーモンのクリームシチューだったから、まあ、カブでもいい。他の種類のジャガイモもちゃんと入るしね。

まあこの雑な乱切りを見てお察しのとおり、ご披露するような美しい仕上がりでもないので出来上がり写真をとっていないのですが。

黄色のカブは甘みが強くて、これはイモ？いや、カブ！…カブイモってある？！みたいな感じでした。子どもたちにも好評だったから、また買ってもいいな。

芋の次はビーツかな。チリの授業で昔習ったようなキャッサバとかタロ芋とか、名前も知らない謎の野菜もいろいろあるんで、どうせ料理上手じゃないしという開き直りの勢いで、いろいろ冒険してみたいと思います。