想像より会話じゃないの⁈

「分かり合いたいのに、分かり合えない」と
友達は泣いた
この場面を別の人も含めて、何度か遭遇した

客観的に見て
「自分はあの人を分かっている」と思い込んで
実は
相手とのコミュニケーション不足が原因

そんな私も失敗している

「分かっているようで、分かっていなかった」
私が気がついたのは、距離を取ってからだ

灯台下暗しみたいなもので
離れてしまうと、相手の言いたかったことが
浮かび上がる
「あのとき、言いたかったことはコレか」と

心を開いたからこそ、傷つきたくない防御反応が
一方的に相手へ「私を理解して欲しい」と甘え
相手へおんぶに抱っことなる
大前提は「私は相手を分かっている」と思うから

相手は懸命に分かろうとして
歩み寄ってくれるのに
私が相手を理解しようとしないのだから
そりゃ「分かり合えないわ」

肌感覚として「接客やサービス」などの
高いコミュニケーション能力が求められる職業の人に見受けられる現象

明確な線引きや一見同士だと浅い関係性なので
互いが心を開かなくとも「理解しよう」と努め
論点になる部分が分かり合えたら、それでいい

この「慣れ」が「自分は理解力がある」と
誤作動を起こす

分かり合えないなら
まず「相手の気持ちを想像する」より
「相手としっかり話をする」とか
方法はあるよね

私は相手より、自分を見つめることから始めるよ

2021.08.29