たった10日前に1ドル120円台を記録した為替ですが、120円台が現実化してきました。

昨年の1月は1ドル110円台でしたから、ようやく回復してきたという事でしょう。
但し、それは数字のうわべだけ。。。
実質的には、エネルギー価格の高騰や多くの品目の値上げに因るものも大きいと思われます。

10日前にも書きましたが、
・120円台なら海外生産
・140円台なら国内生産
という様なバロメーターがあるそうです。

人件費に対しては、ユニクロは今年約40%の賃上げを検討しているというニュースが有りました。
ユニクロの海外と比べて日本の人件費は相当安いそうです。

日本の賃金は世界レベルに合わせると40%はアップできるという事です。
これは日本の賃金がこのままであるならば、日本人は海外に出て働いた方が儲かるという事ですね。

日本の賃金体系が更新されないという事になれば、生産拠点を海外にするかどうかだけでなく、労働者がどこで働くかを選択する必要が出てくるのかもしれません。

新卒のあなたは
初任給25万円の日本を選びかすか？
月収30万円の海外企業を選びますか？