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クラウドワークスをやってみて、果てしない道のりを感じた

こんばんは、うみです。
ライター案件とはどんなものか、そして実績を作りたい。そんな思いで始めたクラウドワークスですが、色々な意味で今後の人生に果てしない道のりを感じました。

そもそも、お仕事を獲得できない

自分のやりたいジャンル(水産や釣り系)、得意なジャンル(採用系)で仕事を検索し、「プロジェクト」案件と「タスク」案件にたどり着きました。

やってみたい案件は8割がたプロジェクト案件だったのですが、発注者による「トライアル」に合格したのち、お仕事を頂けるものでした。とにかく今は行動するのみ、と自分に誓ったので、トライアルだろうがなんだろうが、やりました。

トライアル作品を提出し、発注のメッセージをわくわくして待ちます。
わたしは実はこの半年間、宣伝会議の「編集・ライター養成講座」を受講していました。企画力・取材力・文章力を身に着けることができ、講師陣は『AERA』元編集長やNewsPick Studios代表取締役などなどなどなど、とにかく名だたる方ばかり。卒業生も多方で活躍しています。
決して安い投資ではなかったですが、「自分も何者かになれるかもしれない」という夢を買ったと思えば、高くない投資だと感じていました。

卒業制作で賞こそ獲れなかったのですが、講義中に書いた文章に対しては一応及第点は頂いており、褒めてもらえたこともあったので、そんなにヒドイ文章ではないはずと自負していました。

けれども。
待てども待てども「発注」の文字が目に飛び込んできません。
採用選考でさえ、不合格通知が来るのに、この世界では「残念ながら…」のお便りすら貰うことはできないと知ります。

そんな中。ようやく1通、受け取れたメッセージがありました。
「(私の)提示金額をもう少し抑えてほしい、それでもこの案件は対応可能か」とメッセージが来ました。発注の最終交渉だと思ったので、金額を少し抑えて「お願いします」と返したところ、「ん?」という内容が返ってきた。

ご返信ありがとうございます。

ご提案の金額感で行っていただけるということで承知しました。
ご提案いただいた内容をもとに検討させていただききます。
(応募者様多数のためプロジェクトが延期になった場合や既に別のワーカー様に決まりましたら対応過多からご連絡が漏れる場合があり、悪しからずご理解ください。その際は別のプロジェクトがある際に改めてご相談できればと思います)

まだふるいにかけている段階だったんですね。
「あ、これ、返信もうこないな」と思いました。
フリーでやっていこうとする以上、こんなことはもっとあるでしょう。
めげていてはいけないと思いました。(人としては少し悲しいけど)

タスク案件をこなしていく

そんな人向けにあるかのような「タスク」案件。もういきなりお仕事にありつけます。トライアルが無いのです。

色々やってみるうちに、文を書く練習にはなり、小さいですが「やった感」は感じられ、お金も入ってくるので、何も考えずに少しの間はタスク案件をやろうと思いました。

3000文字書くと、いくらもらえるか

受講していた編集・ライター養成講座は、「稼げるライター」を目指すものでした。最初のガイダンスの中で、こんなクイズが出されます。

「3000文字書いて、いくらだと思いますか?」

クラウドワークスに限らず、世の中には誰にでも門戸を開いているライティング案件サイトがいくつかあります。
相場はどうか。文字単価は0.1円というのはザラです。上記の「タスク案件」はほぼこんな感じです。

3000文字。多いと感じるか、少ないと感じるか。今でこそ多いと感じなくなりましたが(理由は前回投稿ご参照)、けれども決して少なくはない。
400字詰原稿用紙7~8枚書く労力は、小学生時代の読書感想文に泣かされた人には容易に想像できると思います。
30分で書こうが、3時間で書こうが、3000文字×0.1円=300円です。
これは安いか、高いか。

いま働いている会社は、契約社員ですが出社して定時に帰ってきて、7.75時間で1万円手に入ります。この契約を次回更新せずに、ライターと名乗りながらタスク案件ばかりやっていては、餓死してしまうと思いました。

次回は、やっぱり生き方迷子になっている話について、書いていこうと思います。




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