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投資#159 趣味は散歩です


書籍の情報


タイトル:あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール
著者:田中 和彦
発行所:明日香出版
発行日:2018年6月30日

書籍の一部抜粋


「趣味は散歩です」と言うと、たいていの人は、一瞬「ん?」という表情をするが、ふざけて言っているわけではない。本当に散歩が趣味なのだ。
僕は、散歩ほどの贅沢な趣味はないと思っている。時間を気にせずに、ただ、ブラブラと自由に気の向くままに歩き回るなんて、これ以上の贅沢があるだろうか。
たとえば、僕は、築地近辺に住んでもう何年にもなるが、まだまだこの土地について新たな発見がある。先日も、明石町のあたりをぶらついていたら、立教大学や青山学院大学、明治学院大学などの発祥の地というモニュメントを見つけた。江戸時代、明石町は外国人の居住地だったのでミッション系のスクールがいくつも建設されたのだそうだ。言われてみると、「へぇ、なるほど」だ。石碑は、聖路加病院内の敷地の一角や、道端のちょっと奥まった所に控えめに立っているので、本当に「発見した」という気分になる。
自分の住んでいるあたりだけでさえ、楽しめるのだから、旅先などでは、なおさらだ。人の多い観光地なんかよりも、何気ない街並みを歩いていた方が、そこにしかないものを発見できて、旅が豊かになる。
最近では、海外旅行でも、世界遺産に登録された観光地を、あたかもスタンプラリーのように次々と制覇する次人たちがいるが、これなどもそこに行くこと自体が目的となってしまい、旅を楽しむことからかけ離れているような気がする。バスから降りて、世界遺産の前で写真を撮って、「はい、お次」と再びバスに乗り込むようでは、新しい発見はない。

42歳からのルール91
散歩こそ最も贅沢な趣味であり、人生そのもの

感想


私も散歩は好きです。
毎日一万歩の歩数を目指している
だけなのかもしれませんが。

引っ越しすると定番の道
などすぐにできますが、

あえて通ったことのない
路地を通るのは
なにかワクワクするのですよね。

全然生産的でもないし、
生産的にしたければ、
いつもの道がおそらくそうです。

それにGoogleマップを使えば、
見知らぬ土地でも
目的地にたどり着けますが、

近所で、地図を見ずに、
周りにある建物を頼りに
なんとなく裏路地へも
探索にでかけます。

こんな建物があるんだとか、
たまに角にお地蔵さんを
見つけたりとか、

いつもは北から南へと通る道を、
南から北へと通ってみると、
周りの建物の見え方が
変わります。

書籍に紹介のある場所とは
違いますが、

その土地その土地の
歴史的なものに触れられることも
あるのがいいのかも。

昔、「話を聞かない男、
地図が読めない女」
という本がありましたが、

地図読まなくなってますよね。

地図を読まなくても、
ナビゲートしてもらえますが、
敢えて地図を使うのも
非日常感が出ていいのでは?

なんて思います。

普段がこんな生活ですから、
旅行に行った時も、
裏路地を歩くのが好きなんですよね。

海外は危なっかしいので、
それはできませんが。

旅行する時も、
午前中に目的地一つ、
午後に目的地一つ
とざっくり決めて、

その間の移動を楽しみます。

妻は、
1日のスケジュールの中に
なるべく行きたいところを
詰め込んでしまい、

スケジュールをこなすことに
モチベーションがあるようです。

まさに、

世界遺産に登録された観光地を、
あたかもスタンプラリーのように
次々と制覇する次人たち

です。

旅行のスタイルが全然違うし、
合わないな~とずっと思って
いました。

まとめ

趣味は散歩です

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