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投資#168 幸せのポートフォリオを見直そう


書籍の情報


タイトル:一生自由に豊かに生きる!100歳時代の勝間式人生戦略ハック100
著者:勝間和代
出版社:株式会社KADOKAWA
発行日:2023年3月29日

書籍の抜粋


幸せには、快楽の幸せと充足の幸せの2種類があります。快楽の幸せの多くはお金で買えて、喜びや楽しさのピークが瞬間的に高くなるかわりに、長く続かないのが特徴です。いっぽうの充足の幸せはなかなかお金では買えず、喜びや楽しさの大きなピークはありませんが、一定レベルで継続するのが特徴です。
例えば、お酒を飲むのは快楽の幸せの典型例です。飲むとアルコールの作用でふわぁ~としてリラックスでき、会話が楽しくはずんだりしますが、その幸せはお酒を飲んでいる間しか続きません。飲みすぎれば肝臓に負担をかけて、高血圧や心疾患、糖尿病、ガンなど様々な健康被害を及ぼします。高級レストランでの外食や旅行、エステ、マッサージ、ブランド品の買い物も快楽の幸せに分類できます。
充足の幸せの典型例は、人に親切にすることだと思います。見知らぬ人に道を教えて「ありがとう」と言われるとか、荷物が重そうな人を手伝って「助かったわ」と言われるとか。仕事の後輩にアドバイスして「うまくいきました!」と喜ばれることでも、充足の幸せを得られます。相手が喜んでいると自分も嬉しくなって、その日1日気分よく過ごせます。だから次の日も親切にしたくなって、そうすると毎日気分よく過ごせるだけでなく、周囲の評判も上がります。趣味に没頭する、家族やペットと過ごす、自分の健康のために自炊や運動をするというのも、充足の幸せです。
人には、快楽の幸せと充足の幸せの両方が必要です。ただ、自分の幸せのポートフォリオを考えたとき、充足の幸せがメインであって、快楽の幸せはサブ、あるいはトッピング程度に考えることをおすすめします。割合で言うと、快楽の幸せは2~3割にしたほうがいいと思います。なぜなら、快楽の幸せが増えれば増えるほどお金や健康を失う可能性が高いからです。
●人は、快楽の幸せがメインの人を警戒する
人を見たときに、やさしそうとか、頼りがいがありそうとか、面白そうとか、いろんな印象を受けます。それと同じように、快楽の幸せと充足の幸せのどちらをメインにしている人なのか、ということもなんとなく雰囲気でわかるものです。
充足の幸せがメインの人に対しては、誰でも心を開きやすく、一緒にいると自分も満ち足りた気分を味わえます。快楽の幸せがメインの人の場合、一緒にいるとお金がたくさんかかるんじゃないかと用心します。同じ快楽がメインの人同士だと張り合うことになり、充足の幸せが多い人だと話が合わず、見下される不安も伴うため距離を置かれてしまいます。
そうならないように、常に充足の幸せを増やすように心がけましょう。それが習慣になると、人に親切するのはもちろん、道にゴミが落ちていると、躊躇なく拾ってごみ箱に捨てられるようになります。なぜなら、「ゴミを拾って捨てた私はなんて偉いんだ!」となって、自分を褒めて幸せにすることができるからです。お金はかからず、しかも世の中のためになることで幸せになれるなんて、最強です。

Life huck 97
快楽の幸せよりも、充足の幸せを増やす

感想


幸せって分類すると
2つになるのですね。

快楽の幸福
充足の幸福

典型例も示されていて
わかりやすいと思いました。

自分の幸せのポートフォリオ
ってのも面白い考え方だなと
思いました。

ポートフォリオと言われると、
デザインのポートフォリオだとか
株式などのポートフォリオを
思い浮かべてしまいます。

快楽の幸せは2~3割
ってのを見ると、
株式のコア・サテライト戦略
に似ているなと思います。

分散がある程度なされていないと
バランスが悪いのでしょう。

バランスと聞くと、すぐ、
50:50を思い浮かべて
しまうのですが、

快楽の幸福:充足の幸福
=50:50

は、望ましくなさそうです。

快楽の幸福が多いと、
お金や健康の問題が露呈
しやすいからだと説明されています。

充足の幸福が多そうだと、
雰囲気的にいいひとになれるのかも
とも思いました。

話は変わりますが、
職場では昼休みに
散歩がてらゴミ拾いを
している人がいます。

すごいな~

と思いながら、
そうはできていない
自分があることに
気付きます。

この方は、充足の幸福に
重きがおかれているのだろうな
と思いました。

稀に、子どもと遊びに行った公園で
ゴミ拾いをしますが、それだけで、
「ゴミを拾って捨てた私はなんて偉いんだ!」
となっています。

まだまだ、この方には
遠く及ばない・・・。

まとめ

幸せのポートフォリオを見直そう


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