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【青い花の国】花の種を1種類だけ蒔こうと決めた

うちの小さな庭を季節ごとに色とりどりの花が咲いている素敵な庭にしたかったけれど、この数年でわたしにはその管理はできないことがわかりまして。(いろいろやってはみたのですが)

それでもう諦めたんです。いろんな種類の花の咲く庭を。
1種類だけでも大好きな花がたくさん咲いてたら嬉しいし。

次の春に向けての庭作りとして

1.とにかく雑草を抜く
2.新しく土を買ってきて、減った土を補う
3.種を蒔く

この3つだけで良しとしました。これなら簡単です。

バーネットの『青い花の国』みたいに、青い花の種を蒔いてみます。

その青い花は夜明けの空のように美しく、不思議な魔法が宿っている。
国王は民衆のすべてに青い花の種を渡し、その花を育てるように法律を定めた。
青い花が咲く頃に国王は国中を周り、褒美を授けるという。
花を育てているうちに、民衆は邪な考えを持たなくなり、町は掃除されて綺麗になっていった。
一方、青い花の種を強風に飛ばされてしまった男はどうなるのか。


読むと自然に気持ちが前向きになるお話です。
心の中と目に映る世界に境目はないから
邪な考えをしている時間なんて私たちには無いのですね。

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