見出し画像

U.S.L.現地取材:スキーを頑張るすべての学生のために…全日本学生スキー連盟 学生委員長 井川珠実さん

はじめに

お疲れ様です、U.S.L.の合志です。
今回の記事は、スキーが好きー!な人なら必読ですよ!

私は2024年の2月に秋田・鹿角に行き、
全日本学生スキー選手権大会を取材していました。
その中で、全日本学生スキー連盟学生委員長の
井川珠実さん(日本体育大学4年・スキー部)にお話を伺うことができました。

★Instagramでも、取材記事を一部公開しております。
ぜひ こちら をチェックして、いいね&シェアお願いします!!

私はU.S.L.学生スタッフ応援団として活動しており、
日頃からマネージャー・学連など学生スタッフの方と交流する機会に恵まれていたため、
アスリートだけでなくスポーツを支えるスタッフの方には特別な尊敬の念がありました。
選手もマネージャーも学連も経験し、人生のほとんどをスキーと共に生きてきた井川さんの、
寒さに負けない熱い想いに迫ります。



井川さんインタビュー

Q.スキーを始めたきっかけは何ですか。

A.3歳の頃から家族に連れられて毎年長野のスキー場に通っていました。
高校からクロスカントリー競技を始めて3年間競い合っていました。

Q.クロスカントリーという競技のどんなところが魅力だと思いますか。

A.まず、私のように高校からクロスカントリーを始める例は珍しいです。
また、雪のない東京でやっていたため競技人数も少なく、選手同士の仲がとてもよかったんですよ。
順位に関わらずお互い高め合っていける、順位を争う競争の中でも楽しいと思える、
そんな仲間意識がとてもよかったと思います。

Q.とても充実していた選手時代だと思いますが、そこからマネージャーになったのはどのような思いからですか。

A.大学入学後は選手を続けようとは思っていなかったのですが、
一方で高校時代に築いた繋がりを切りたくないと思っていました。
そこで、大学スキー部ではマネージャーをやりたいと伝えました。

Q.マネージャーとして何か苦労なさった経験はありますか。

日体大スキー部ではこれまでマネージャーという職がなく、
仕事は何をすればいいかわからないことが多かったです。
また、マネージャーとして選手と関わる距離感にはすごく悩まされました。

Q.大学の4年間スキーに携わっていて、やりがいを感じたことはありますか。

A.マネージャーを経験したのちに、学連の運営に携わるようになって、
その中で選手が「ありがとう」と言ってくれたことや、
選手が輝いている理由の一つに私たちの活躍もあると実感できたことがとても嬉しかったです。

Q.それでは最後に、井川さんにとってスキーはどのようなものですか。スキーという競技に込める想いを聞かせてください。

A.スキーをしている間は何も考えずに夢中になって楽しむことができます。
自分にとってスキーは必要不可欠な冬の大イベントで、スキーをしている間は何も考えずに楽しむことができます。
最近は雪不足もあってなかなかスキーのできる環境が少ないというのもありますので、
スキーができることに感謝をしながらこれからも楽しみたいと思います。


Appendix

取材後記

まず、実際にスキー場を訪れて、その寒さに驚きました。
一番の防寒着で挑んだものの、雨と雪の冷たさにすっかり震えながらこの記事を書きました(笑)。
備えは十分すぎるほどするべきですね…。
そして、スキーを通して様々な人と繋がり、異なる立場からスキーを支え、心からスキーを楽しむ井川さんのお話がとても印象に残りました。
急な依頼にもかかわらず快くお時間を割いてくださって、穏やかに答えてくださいました。
また、学生委員の皆さんにもご協力いただき和やかな雰囲気で写真撮影させていただきました。
お話を聞いていて、スポーツは学生の人間力を高め、多様な可能性に触れる機会が得られ、
よりよい自分へと成長させてくれる力があるのだなと感じました。

井川さん、UNIVAS AWARDS 2023-24受賞 

さらに、井川さんはUNIVAS AWARDS 2023-24 ※ において、
サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー優秀賞を受賞されました。

表彰式でレッドカーペットを歩く井川さん

(※UNIVAS AWARDSについて…本表彰制度は、競技成績のみならず、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげ当協会の理念の体現に貢献した学生アスリートやスポーツに関わる学生、O B・O G 、指導者、団体を選出し大学スポーツ全体の活性化に繋げることを目的としております。詳細は こちら をチェック!

サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤーを受賞された皆さん(井川さん:左から2番目)

当日も私は会場でお手伝いをしており、井川さんと会場でお会いすることができました。
私を覚えていてくださったことに感極まってしまいましたが、一度の取材でこんなにも素晴らしい方とのつながりができた奇跡に感謝しています。
今後も一期一会の出会いを大切にして活動を続けていきたいと思います。

表彰状を受け取る井川さん

最後になりますが、井川さんの今後のご活躍を応援しています。

Enjoy skiing♡

(取材・編集:U.S.L. 合志瑠夏)