note初投稿、集中力が高まる色・低下する色
初めまして。
色彩専門家の南 涼子と申します。
noteには今回が初投稿となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
初っ端の記事からいきなり、「集中力を高める色・低下させる色」という記事になりましたが、実はこのテーマ、現在発売中(1月28日発売)の雑誌PRESIDENTにて、私のコメント記事が掲載されています。
新型コロナの感染が未だ収まらない昨今、やはり仕事はリモートワークというスタイルの人も多いと思います。
今回のPRESIDENTでは「勉強法」が特集されており、私は「集中力」の記事で取り上げられています。
集中力が高まる色というと、一般的には「青」だと思う人が多いようですが、実は落ち着く色にはそれほど集中力を高める力はありません。
集中力を高めるのは気が散るでしょ?落ち着かないでしょ?と思うような色です。
集中力を高めたいなら、脳に刺激を与えて活性化させる色がおすすめです。
青を取入れたいなら、鮮やかなトーンの青を使うこと。
今回のPRESIDENTや2月2日に発売予定の新刊【一瞬で心を整える「色」の心理学】では、このような実生活で役に立ち実践できる色の知識を紹介しています。
私は盲目的な「色の信者」ではなく、感性やセンスというよりは、色の理論的な側面を大事にしてこの仕事に取り組んでいます。
私達は朝起きてから夜寝るまでの間、ずっと色を目にしています。そしてこれは実際に研究でも明らかにされていますが、目を閉じていても皮膚は色光を感じています。そうしたことから色は私達のメンタルや体調と深く関わっています。
これから書籍やメディア以外にも、noteを通して役に立つ色彩情報を皆さんに発信して行きたいと思います。
色にはどんなはたらきがあるのか知りたい方、デザインに役立てたい方、そしてメンタル不調を整えたいという方に、ぜひ記事をお読みいただきたいと思います。
南 涼子 プロフィール
一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事
色彩専門家・カラーコンサルタント
1972年生まれ
広告制作会社に務めていたときに色彩の重要性を知り、老人ホームのカーテンのリニューアルの仕事で、色が認知症の高齢者の問題行動を軽減し、明るい気持ちになることや、職員の仕事へのモチベーションを高めることが分かり高齢者施設・医療施設、福祉・医療製品の色彩デザイン及び監修を専門的に手掛けるようになる。
2001年に日本で初となる「ユニバーサルカラー」を提唱し、2003年日本ユニバーサルカラー協会を設立。現在色彩と健康、福祉・介護医療、さらに色彩のユニバーサルデザイン等をテーマとした全国各地での講演、講座や執筆を行う。その他各大学、専門学校の講師を務めている。
TV、ラジオ、新聞、雑誌などにも出演・掲載多数。
著書
「一瞬で心を整える【色】の心理学」(青春インテリジェンス新書)
2021年2月2日発売予定
「介護力を高めるカラーコーディネート術」(中央法規出版) 2007年
「介護に役立つ[色彩]活用術」(現代書林) 2003年
最近の出演番組と取材掲載された雑誌
・BSJAPAN 高橋真麻【お金のなる気分 欲張り女子のケーザイ学】
スペシャルゲスト出演(これまでの仕事の話、色彩の効果について対談)
・テレビ朝日【くりいむしちゅーのハナタカ優越館】
(黄色の紫外線カット効果の解説)
・テレビ朝日「グッド!モーニング」 パネル出演
(家での熱中症対策・室内の色について解説)
・雑誌PRESIDENT(プレジデント)
【あなたVS不眠】(快眠を促す色、阻害する色についてコメント)
【あなたVS模様替え】(快適に過ごせるインテリアの色のコメント)
【あなたVS好きな人】(恋愛に効果的な色、逆効果な色について)
【できる人の仕事場の作り方】(リモートワークに取入れると良い色)
・サンデー毎日
【我が家が一番危ない!熱中症対策の色】(効果的な色の取入れ方)
【服の色選びでメンタルが強くなる!】(メンタルに効く色とその取入れ方)
・週刊文春
【不眠を防ぐ住まい】(快眠を促す色・阻害する色について)
【照明上手な家で元気になる】(健康的な暮らしのための照明の色)
・文春ムック 暖かい家は寿命を延ばす
【健康効果、集中力、家族団欒、色の使い方いろいろ】(色に関する記事の全てを監修)
・掲載書籍
・室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる (光文社新書)
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