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「目から鱗が落ちる」を感じる瞬間

拝啓  家入一真さまへ 良い読書の時間をもってことに感謝です。

久々にググっと引き込まれて本を読みました。
辛酸をなめ、苦しい時間を過ごす中で、やっと見えてきた一筋の光が一瞬にして輝き始めたという感じを味わいました。
なんとなくまとまり始めていた考えに、まだ、違和感が残っていましたが、その違和感がすーっと消えていきました。

この本を読んでいくつかの「気づき」がありました。

・今までの自分の読書について
・自分が見誤っていたこと
・こんな近くに人はいるもんだ

もうひとつ、「言葉にすることの難しさ。」
頭の中でどんなに考えてても、うまくまとまらず、考えに言葉を与える難しさを痛感していたので、とにかく、書こう、「ブログを再開しよう」、「Noteを始めよう」と思って、動き始めたばかりでしたので、ちょっとびっくりでした。

1. 今までの自分の読書について

自分では、読書サーフィン、つながりを求めてジャンルを選ばずに読書しようと思っていましたが、知らず知らずのうちに、こういう良書を避けていたと気づきました。それは日本で成功した人たちの著作。「どうせ、単なる模倣なんだろう...」みたいな気持ちがあったと思います。
単に自分でフィルターをかけていただけでした。よくよく考えてみればわかることでしたが、先駆者である海外の人たちと同じように、同じ動機をもってスタートしている。例えば、目の前に困っている人がいれば、助けたいみたいな。

2. 自分が見誤っていたこと

インターネットを単なる通信手段として捉えてしまい、その可能性を考えずにいたこと。仕事がPC関連のハードウェアに携わっていたこともあって、インターネットを動作させる装置や光ケーブルなどのインフラに目が向いていました。ドットコムバブルやWeb2.0を見ていたにも関わらず、本質を見落とし、仕事でインターネットを道具として利用するだけでした。
もっといえば、ネットの可能性は色々調べて理解はしていたものの、自分で閉ざして、呪縛をかけていただけということかもしれない。

3. こんなに近くにいるもんだ

やっぱり人は環境に影響されてしまう。それはネットでも、実社会でも。
知らず知らずに、自分がほんとうに求めているものじゃなくて、その影響で背負わされた何かが自分の目標や動機になっていたように思う。たぶん、それが今までずっと感じていた違和感なのかもしれない。
自分は大手HWメーカにいる、だから、ネットじゃなくて...
ついてきてくれた協力会社さんから日本の産業を守って欲しいみたいなことを言われ、違和感を抱えながら起業、走れば消えるかと思ったその違和感だったけど、ますます募り、その正体をずっとつかめずに、お金も精神も使い果たして失敗に。

本を読んで真っ先に感じたことは、こんな近くに同じような思いを持っている人、考えが近い人がいるんだと素直に思えたこと。
今まで人と会って話してても、何か違うんだよなという感覚があったのですが、その正体がはっきりと輪郭を現したと感じる時間でした。当たり前ですが、自分の好きなことを封印して、みんなのためと言いつつ、変なオブリゲーションを作っていたのだから、そっちに近い人が集まるのは当然だったのですね。それはリアルな社会でも、ネットでも。

不思議だなと思うことがひとつ
いつだったか記憶ももう薄れていますが、起業前の2012年か13年ころにクラウドファンディングに興味をもって調べていたことがありました。最初に行きついたのがCAMPFIREだったと記憶しています。あの時、もう少し詳しく調べて、家入さんのこともチェックしていれば...と思ったり。

そして、この本にNoteで出会えたことに感謝です!!


最後までお読みいただきありがとうございます。


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