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西洋建築史のウラ指導

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一級建築士学科試験で点数を稼ぐことに特化した西洋建築史のぶっちゃけ解説です.詳細は史実と異なる場合がありますが,一級建築士学科試験で点数は稼げます.日本建築史編(60秒動画の解説… もっと読む
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【西洋建築史】ギリシャ建築のオーダー

西洋建築史は,ギリシャ建築から始まります.日本建築史編はコチラ. 平成27年の一級建築士試…

【西洋建築史】パルテノン神殿の知覚補正

前回からの続きです. 平成30年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 …

【西洋建築史】パルテノン神殿

前回からの続きです. 平成14年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 …

【西洋建築史】コロッセウム(ローマ)

前回からの続きです. 今回からローマ建築編に入ります. 一級建築士学科試験には,過去30年…

【西洋建築史】パンテオン(ローマ)

前回からの続きです. 令和4年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 パ…

【西洋建築史】ハギア・ソフィア大聖堂(トルコ)

前回からの続きです. 今回からビザンチン建築編に入ります. 平成28年の一級建築士試験には,…

【西洋建築史】サン・マルコ大聖堂(ベネチア/イタリア)

前回からの続きです. 平成23年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 西ローマ帝国が崩壊した後,東ローマ帝国がイタリアを支配していた時期がある.東ローマ帝国と言えばビサンチン建築.イタリアにある水の都として有名なベネチアに建てられたサン・マルコ大聖堂(11世紀~)は,ビサンチン建築の代表作でもある. ギリシア十字形(縦棒と横棒の長さが等しい十字架)の平面形状の中央の交差部及び十字架の4枝の上にドームをもつ. ドームは,ビサンチン建築の特徴とも言えるペ

【西洋建築史】コルドバの大モスク(スペイン)

前回からの続きです. 令和元年,及び,平成28年の一級建築士試験には,次の知識が問われまし…

【西洋建築史】アーヘンの宮廷礼拝堂(ドイツ)

前回からの続きです. 令和元年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 西…

【西洋建築史】アルハンブラ宮殿(スペイン)

前回からの続きです. 平成19年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 「…

【西洋建築史】初期キリスト教建築(バシリカ)

前回からの続きです. 平成15年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 31…

【西洋建築史】ロマネスク様式って何?

前回からの続きです. 今回からロマネスク編に入ります. 新問題対策として,次の知識を知って…

【西洋建築史】ピサ大聖堂(イタリア)

前回からの続きです. 平成23年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 …

【西洋建築史】ヴォルムス大聖堂(ドイツ)

前回からの続きです. 平成28年の一級建築士試験には,次の知識が問われました. 【解説】 ↑図のように,ラテン十字の足の部分を西に,頭の部分を東に向け,日が昇る東側に祭壇(アプス)を配置し,東側からの自然光を取り入れる.礼拝者は,そこへ向かって,西側からアプローチするのがバシリカ式教会堂の基本プランとなる.ラテン十字の左右の腕の部分は,側廊や翼廊と呼ばれる. なお,アプスは祭壇のことで,後陣とも呼ばれ,教会堂の中で最も神聖な部分である.内陣や周歩廊,放射状祭室等をまとめ