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9月15日(土) 「必要とされているから」で決断しないこと

プノンペンにボランティアで来ている大学生と晩ごはんを食べた。(大人気のSovannna restaurantというところ。ヘッダーの画像はカエルの肉。)彼はあと2週間という期間の中で何ができるのかとても悩んでいて、わたしも残りの期間、気を引き締め直さねばなと思った。

と、同時に考えさせられたこと。

「がんばりかた」には、いくつか種類があるってこと。彼と話していると、なんだか以前の息苦しかったときの私を思い出してしまったのだ。

これまでのわたしは、責任感や使命感をエネルギーに変えて物事に取り組むことが多かった。頭の中を占めているのは、期待を裏切ってはいけないという気持ちだ。つらいときに踏ん張る力をくれるのは、自分にとっては社会からの視線とも言えるものだった。

だけどまあ、楽しくは無かった。人から必要とされているという事実、認められたときの嬉しさはあるけど、それに取り組むプロセスに楽しさはほとんど感じていなかった。心は躍っていなかった。不甲斐なさで自分が嫌になるばかりだった。

だけど今年は、誰にお願いされたわけでもなく休学して、海外に来て、自分の「やりたい」という気持ちだけでここにいる。今のほうが、ずっと生きやすいなと思う。

私にとっては周りの視線もがんばるためには必要だけど、それに押しつぶされてしまっては意味がない。何かをするにあたって、自分の意志で決めるというのが幸せに生きるポイントなんだろうなと思う。

これからも決断を迫られる場面がたくさんあるだろう。そのときに、誰かに必要とされているから、という理由で決めないこと。これを大切な指針にしたいと思うのだ。

もしいただけるなら......都心までの交通費にさせてください......