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高知県移住大作戦 6

〜調査編〜

心は決まった。
高知県に住んで、中型の日本犬を飼い、通年美味しいカツオを食べて、農業を生業にするのが理想。うひゃ!なんて贅沢な生活だろう!
そして、目標を設定してそれを目指すなんて人生初の試みだ!

まったくの手探りなので、あらゆることを並行して調べに調べまくった。
農業の求人、空き家バンク、行政の支援、街の様子や規模や特産などなど。。

農業の求人はあるにはあるのだけど、意外なことに思ったよりは少なかった。
行政の支援は、新規就農に関しては50代は対象外がほとんどだった。
空き家バンクで、黒潮町に手頃で良さげな物件があった。土佐佐賀駅から近い、こじんまりとした一軒家。そして黒潮町の佐賀港は遠洋カツオ船で有名な明神丸のホームじゃないか!さすがカツオの街、日戻りカツオもあるようだ(魚屋や飲食店のカツオも当然調べる)。関東付近にカツオが来る頃になると、遠洋船が水揚げする千葉県勝浦港のカツオの水揚げをチェックしていて、佐賀港の船は常連だった。←カツオバカ
そのうえ、黒潮町の新規就農者への支援は55才までOK!
パズル完成は目前だったのだが、しかし、最後のピースがはまらなかった。
黒潮町の支援は、農薬と化学肥料の慣行栽培に限定されていたのだ。

私がやりたいのは慣行栽培じゃない。
有機栽培の農業をやりたいと思っている。

どうしよう。
とりあえず行政の支援を受けつつインターンとして農業を学び、一人前になってから自分のやりたい農法に移行していけばいいのかな。それは可能なのかな。。

そんなことを考えつつ、あれこれ検索したりリンクに飛んだり調べていたら、東京で開催される「新・農業人フェア」なるものを見つけた。新規就農希望者のために、日本全国から自治体や企業が出展するイベントだ。
高知県からは黒潮町も出展してる!
行って直接お話ししたい!

東京ってホント便利なとこよね、これからサイナラバイバイしようとしてて言うのもナンですけど。笑

この「新・農業人フェア」で、話は急展開する。

つづく



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