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♡今日のひと言♡J.D.サリンジャー


J.D.サリンジャー(1919-2010~アメリカ・小説家)

「ライ麦畑でつかまえて」The Catcher in the Rye(1951)で一躍文壇の寵児となった。

主人公は、高校をドロップアウトした少年ホールデン・コールフィールド。ニューヨークの街を彷徨う彼の、大人社会の「インチキ」~建前や虚飾に向けられた痛切な独白は、特に若い世代の心を強くとらえた。

他には「フラニーとゾーイ」(1961)等から成る「グラース家年代記」の連作を執筆。神秘的・宗教的な色調を帯びた作品をいくつか発表したが、1965年を最後に早く筆を置いた。

ライ麦畑で(子どもたちを)見守る人、
そういうものに僕はなりたいんだ。

I’d just be the catcher in the rye and all.


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