#家族「大トリの訳」
「お父さん、大トリやで〜」。
家族との、
お風呂に関してのやり取りのフレーズ。
悪くない響きだ。
私がお風呂に入る順番は、
家族の中で、
一番最後。
子供が小さい頃は、
子供達と一緒にお風呂に入っていたのだが、
子供達は私とのひと時を、
早々と卒業していった。
それからは、
お風呂に入る順番は、
紅白歌合戦で言う、大トリを飾っている。
私以外の家族はみんな、
基本的に長風呂だ。
一方、
私はもともとカラスの行水ならぬ、
ゴリラの行水。(誰がゴリラやねんっ)
スーパー銭湯での過ごしさえも、
湯船に10分以上は浸かることができない。
時に、
妻が眠たくて早く床につきたいのに、
夜間に自宅の浴室の暖房で、
洗濯物を乾かしたい時、
一番最後に浴室を使う私は、
「早く入ってきて!」と
よりスピーディな対応を求められる。
脱衣場に入る前から、
外せるボタンに手をかけることもある。
そういう意味でも、
私は大トリに適しているという自負がある。
家族の北島三郎的ポジションである。
でも、
本当はわかっている。
大トリと呼ばれる理由。
「おじさんを煮た浴槽の後には入りたくない」
という家族の思いを。
それでも私は言うのだ。
「さあ、いよいよ、
今日の締めくくりの時間と
なりました〜。
最後はあの、お父さんの登場ですっ!」
今日も強めのシャワーを浴びながら、
浴室で、
終わりなき旅を口ずさむ。
<スタエフライブの告知です>
「笑っていい解!?」。
お悩み解決スタエフ。
本日 11月27日(月)22:15〜。
今回のお悩みは、
「夫がなかなかお風呂に入りません。
どうしたらさっと入ってもらえる
でしょうか?」という、
うりちゃんネーム:石原さぼみさん
からのお悩みです。
是非遊びにきて頂き、
コメント欄から、
力をお貸しください🎙️✨。
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