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アメリカのイベント編②Thanksgiving

今回はアメリカのイベント編第2弾、 Thanksgiving について語りたいと思います。

まずサンクスギビングとは?という所から始めて行きたいと思います。サンクスギビングはアメリカやカナダで祝われている、一年の中で特に大切な行事の一つです。(ちなみにアメリカとカナダで行われる時期は微妙に異なり、カナダは10月の第2月曜日、アメリカは11月の第4木曜日に行われます。)サンクスギビングが祝われようになった経緯は今から約400年前、英国から北米大陸に渡ってきたばかりのピルグリムと呼ばれる人々が食糧困難で悩まされていた際に食べ物の栽培方法の伝授などの手助けをしてくれた先住民に感謝する宴会を開いたことが始まりだったそう。現在は家族や親戚、友人で集まり、感謝祭の伝統的な食事をしながら祝います。また学校が1週間お休みになったり、多くのお店も閉店するなど、それだけ重要な大きな行事となっています。

私はサンクスギビングの前日にホストファザーとスーパーへ買い出しに行きました。

多くの人が買い出しに来ていました。興味深かったことは皆買っていたものが全く同じだったことです。

その後サンクスギビングの幾つかの伝統的な料理を2時間ほどかけて作りました。

① Green Bean Cassole

これはインゲンとバターであえたマッシュルームと揚げたオニオンを乗せ、オーブンで焼いてできた料理です。感謝祭やクリスマスなどのホリデーシーズンには絶対に欠かせない定番家庭料理となっています。ちなみに幾つかの品の中で、私はこのグリーンビーンキャソロールが1番好みでした。

②Stuffing

(インターネットから拾ってきました)

これはカラッカラに乾燥させたパンをセロリや玉ねぎ、ハーブ、卵に数時間漬け込んだ料理です。これもGreen Bean Cassoroleと同様に感謝祭には欠かせない定番の品です。パンがふやかされ過ぎてヘビーな感じだったので、口には合いませんでした。

③Sweet Potato Cassorole

これはスイートポテトにバターと黒糖、シナモンで和えたナッツを載せて焼いたスイートポテトキャソロールです。家庭に寄っては更にマシュマロを載せるところも。日本のお正月に食べる、栗きんとんよのうな存在です。シナモンの風味が絶妙に効いて甘すぎず、丁度良い味でした。

④Deviled Eggs

ゆで卵の黄身にマヨネーズやピクルスを加え、盛り付けるというシンプルでお洒落な前菜です。私はそこまで好きではありませんでしたが笑。

これらの料理を持って翌日の正午からホストファザーの実家に行きました。

ホストファザーの実家にて

感謝祭の翌日金曜日には毎年恒例のブラックフライデーが全米規模で行われます。2023年は7620万人が店舗へ出向き、9060万人がオンラインショッピング、計約16万人ものの人が買い物したそうです。
人生初のサンクスギビングを体験してみて帰省ラッシュで空港や高速道路がとても混雑していたことや、家族や親戚で集まって感謝祭の料理を囲んで語らいをしたことなど、雰囲気が日本のお正月と似ているなと実感しました。

渡米して早半年が経ち、あと残り約4ヶ月半です。残りの日々も一瞬一瞬楽しみ、悔いなく留学生活を終えられたらなと思っています。

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