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<今週の主要統計・イベント(5/6~5/10)>

先週のFOMCでは、予想通り政策金利は据え置かれました。
直前の物価関連指標でインフレを抑える困難さが示されたこともあり、利下げの道筋に関して厳しい見方が増えてきていました。

FOMC会合後の会見でも、FRBパウエル議長は「2%の物価目標に向けた進展はみられなかった」と述べています。一方で「次の政策決定が利上げになる可能性は低い」とも発言し、これが株価の急騰を招きました。
また、雇用統計が雇用者数や賃金の伸びが予想を下回ったことで、利下げへの期待感は若干高まりました。

主要企業の1~3月期の決算発表も、先週までにほぼ一巡しました。決算内容およびガイダンスが市場予想を上回ったか下回ったかで株価が大きく上下し、明暗が極端に分かれる結果となっています。

今週は大きな指標の発表はありませんが、それだけにマーケットは方向感の読めない展開になる可能性はあります。

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