将来、あなたは子供が欲しいですか？
結婚と同時に妊活を始め、5年間の治療を経験した私から赤ちゃんが欲しいあなたへ伝えたいメッセージです。

病気と薬

私は学生の頃から生理痛が酷く、痛み止めが手放せない日々でした。20代半ばで痛みが酷くなり、病院に行った結果、卵巣チョコレートのう胞(卵巣にできる内膜症)を発症していました。

そこからは低用量ピルを服用し、日常生活も問題なく過ごしてきました。

結婚と妊活

30代になり、結婚するというタイミングで、ふと内膜症のことが頭を過りました。果たして私は子供を産めるんだろうか。

結婚してすぐ、不妊治療を主にしている産婦人科へ行きました。それから5年、授かることが出来ずに、今年妊活を止めました。

妊活で気付いた後悔

後悔していることがあります。子宮内膜症だと診断された時、ピルさえ飲んでいればいいと理解してしまったことです。

「子宮内膜症は治りません。たとえ手術をしても、再発する人がほとんどです。」
と医者に言われた言葉をそのまま鵜呑みにし、自分で調べませんでした。

薬を貰えればどこでもいいという軽い気持ちで、産婦人科(診断を受けたのは総合病院)を決め通いました。子宮内膜症に強い先生がいる病院にしていれば、ここまで悪化していなかったと思います。

子宮内膜症のあなたに伝えたいこと

子宮内膜症を悪化させるのは生理です。私は妊活を始めるまで、そのことすら分かっていませんでした。

今は薬で治まってるし
結婚相手が見付かってから考えれば大丈夫

そんな私のように後回しにしてしまう人が、少しでも減ってくれることを願っています。そして、いつか子供が欲しい人が子供を産める、そんな時代になって欲しいです。