私は、ちっとも自分のことが分からない。

自分の喜ぶことも、自分が欲していることも。

ご褒美レパートリーを増やそうと、会う人に何となく聞いてみている。

ある人は「晩酌（または、アルコール）」と言う。

ある人は「デパ地下のスイーツ」と言う。

ある人は「成城石井で買い物」と言う。

ある人は「マッサージに行く」と言う。

ある人は「YouTubeを垂れ流す」と言う。

だれか、「私は断食をする」とか言わないのか。私は断食なんて、しないけど。したこともないけど。

だれか、「青汁飲む」とか言わないのか。私は飲んだことないけど。

ここまで書いて、「ご褒美」なんだから、自分に優しいこと、甘やかすことをあげるのは当たり前だと思い至る。

ご褒美に、断食するとか、青汁飲むとか、なんか方向性を間違えたな、私。

それから、世の中の人は「ご褒美に〇〇する」と決めていなくてもその時の気分で思いつくらしいし、それで満足し、気分転換ができるらしい。

疲れた。「まーかん袋」が欲しい状態になった私は、いつも途方に暮れている。

何も欲しくないし、何もしたくないし、何もない。

とにかく家にとじこもって、とにかく1人になって、早く寝たい。

でも、残念ながら、そういうわけにはいかない。仕事に行くし、支援員さんとの面談があるし、汗だくで働くから、ユニホームは洗わないと気持ちが悪いし、次の日も仕事があって、週末はご飯を作らないと飢えて死ぬ。そんな風でも、時々職場の人以外と喋りたい欲があって、いやだな早く寝たいのにな、と思いながら支援員さんとの面談に行く。

私には。友達が少ないから、普段喋る人は職場の人だけ。

GWの友人とは、メールを特別に用事がある時だけする。GWに会いませんか、みたいな。

恋人もいないし、友達もいないし、職場以外で付き合いのある人は、親と支援員さんしかいない。

職場の人は、私よりはるか年上で、趣味も、生活も、話したい話題も違う。

時々鳴る母からの電話にうっかり出ると、延々と愚痴。

どうかしている。

SNSが楽しめるタイプならいいかもしれないけど、私は基本的に何かに縛られるのが苦手で、SNSはもうこりごりという思いが強い。

noteが続いているのは、自分本位がある程度（いや、かなり）許されるSNSだからだと思う。

ご褒美について考え始めて、人間関係の話になってしまった。

ちっとも具合のいいご褒美が分からない。

私は物理的な「何か」で満たされるタイプではないのかもしれない。

ご褒美で、めためたになってしまったメンタルを立て直すきっかけ作りがしたい。

と、なんだかんだ言って、結局は、寂しいのかなあ。1人で何とかしたいから、ご褒美作戦なんだけど。

とじこもりながら、人恋しいのかもしれない。矛盾してるし、身勝手だ。

ご褒美案、オススメがあれば、ぜひ教えてください。

【今日の英作文】
「今後はもっとのんびり生きます。」
"From now on, I'll live with more relaxed.''

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