一昨日が、所長最後の出勤日だった。

泣かないぞと決意して、朝玄関をしめた。

thanksカードも手紙も持った。

何十回も持ったか確認した。

当日は、私が就職して以来最高くらいのお客さんの多さだった。簡単には、なくならないはずの小鉢のお皿の在庫がなくなるほど。

所長、最後の最後までばったばた。。。

なんの星の下に生まれちゃったのやろう。

「お元気で」と別れるのは嫌だからと、「また一緒に働きましょう」と言って、所長は笑って、先に帰る私を見送ってくださった。

元気でいる。また所長に会える日まで、頑張って元気で働いている。

そして、また少しでも成長していて、役に立てるように。日々研鑽をつもう。

転勤・異動は、働いていればつきもの（らしい）だけど、頼りなくて、所長がいなくなるのはふわふわする。不安だ。

thanksカード渡した時も、手紙を渡した時も、我慢できたけど、帰り道変な人だろうなと思いつつ、歌でもうたってないと、泣いてしまいそうだった。

家に帰って、「また一緒に働きましょう」って、最高の別れの言葉で、最高の褒め言葉だとやっと気づいた。

また一緒に仕事をしてもいいと思ってもらえている。それだけ、信頼があるということ。信頼を築けたということ。

わー！！！

わー！！！

悲しくなるほど、嬉しいや！

私ってすごいじゃん！　何にもできないへっぽこから、そんなふうに言ってもらえるようになるなんて。

母の呪いなんて、もう気にしない。

屁でもないさ！

「いつかの評価」なんて、本当どうでもいい。

毎日を頑張ってきて、その別れの言葉は「また一緒に働きましょう」。

所長に言ってもらえて、最高に嬉しい言葉。

これからも元気で、お仕事頑張ろう。

所長が毎週金曜日に「来週もよろしくね」と言ってくれたのが、本当に嬉しかった。あれは、疑ってたわけじゃないけど本気だったんだ。

毎日毎日必死になって拭いていたアクリル板約70枚が、「どこよりも綺麗で嬉しい」と言ってくれたのが、本当に嬉しかった。

もう所長に会うことは、難しくなるけど、でも次、必ず、また会えるように私は私のできることをしよう。

今までありがとうございました。

「お元気で」というのは、所長は嫌だと言ったけど、どうぞ体を大切に、お元気でいてください。

あなたが疲れた時、見上げた空に虹がかかりますように。いつでも帰ってきてね！

ーー

新所長になる方とも、もう何日か一緒にお仕事をした。

まだお若くて、年齢は職場で私が一番近い。

所長職は初めてらしい。

日々大変そう。やり慣れないことばかりだから、当たり前なんだけど。助け合って、みんなでお仕事ができたらいいなと思う。

【今日の英作文】
「私が気がかりなのは、職場環境が変わることです。」
"What on my mind is to change my work environment.''

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