初ストレッチャーに乗った話

この間、健康診断で引っかかった胸のしこりのために、病院に再検査に行った。

マンモグラフィという、とてつもなく痛くて、胸が小さい人には、にっちもさっちもいかない検査があるのだけど、その検査をやってる最中に、貧血でひっくり返った。

目の前がチカチカして、頭痛と耳鳴りがして、これはあれだ、貧血だと思った瞬間に立っていられなくなった。

マンモグラフィの検査、多分15-30分かかって4枚のレントゲンを撮った。最初は、1人の技師さんだったけど、途中で何ともならない、と思ったのか、もう1人応援の技師さんが来て、2人がかり。

痛かった。

「こっち向いて」
「腰は機械に向かってまっすぐ」
「もう少し左に来てください」
「肩はこっちで、力は抜いて」

指示は色々出るのだが、それを頑張ってやればやるほど、肩の力が入るらしく、「力抜いて」と言われる。でもあんなにぐいぐい挟まれたんじゃ、別に力入れなくても、力は人間の体の仕組み的に入ると思う。。。

「はい、力抜いて」
力抜くと、挟まった筋肉が外れるらしくて、またやり直し。
どっちやの。。。
むりなのと違う?

立っていられなくなる直前には、脂汗というか、冷や汗というかがぐっしょりで、フラフラだった。

世の中の女の人はこんな大変な思いをして、毎回マンモグラフィを撮るのだろうかと思い、気が遠くなる思いがした。

そして、本当に気が遠くなって、1時間ストレッチャーに寝ていた。1時間のうちに、ストレッチャーでドラマみたいに運ばれる経験もした。

すぐ検査して、すぐ帰る予定が、病院に5時間以上滞在してしまった。ストレッチャーの後に、エコーの検査があり、診察があり、またまた組織検査があり。とても疲れた。

担架はある、車椅子もある、ストレッチャーは今回初だけど、経験した。まだ乗ってない病院の乗り物ってなんだろう。

そんなの数えても仕方ないのだけど、ちょっと面白く考えたくて、数えてみる。

でないと、自分のへっぽこぶりに泣きそうだ。

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