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【Favoriteマップ】「なぜ人は嫉妬するのか」なんて考えたことある?【第1回~哲学対話~】

皆さんお久しぶりです。
人財開発課の野﨑です。

先日、入籍しました~

郡司さんがFavoriteマップの企画を発表してから、早1ヵ月とちょっと。

人財の業務をしたり、ファーストペンギンになったりしているうちに、あっという間に時間が流れてしまいました。

たくさんのUSE社員が自分の趣味やお気に入りなことを記事に書いて、
みんなの趣味がわかるマップを作ろう

Favoriteマップ記事より

というわけで、大変お待たせしましたが、
第1回Favoriteマップでは、僕の趣味を紹介させていただきます!


よろしくお願いします!




野﨑の趣味


さて、自分の趣味を書いていくわけですが、
正直かなり自意識が働きました。

趣味自体は沢山あるのですが、大方
「もっと詳しい人居そうだなぁ…」と思ってしまうのです。


折角なら、

・おそらく他の人が書かないであろう趣味
・かなり尖った趣味

について書きたい!そう考えていたところ、
一つだけピンときたものがありました。

それは…、


「哲学対話」

です。


・・・・テツガク、タイワ・・・・


「何それ?」と思った方。

ありがとうございます。
その反応を待ってました。

まだ市民権を得ていない趣味かと思うので、
この機会に知っていただけたら嬉しいです。


哲学対話とは?


まず、哲学対話について簡単にご説明します。

日常の中で感じる哲学的な問いを、みんなで対話して深めていく活動

ピンときますか?
僕なりに言い換えるならば、

普段のさりげない疑問について深く考える行為

という感じです。

あ、身構えないで下さい!
『哲学』と言っても、専門的な知識は全く必要ありません。
誰でもできます。


堅苦しいことは全くないのですが、
哲学対話をするうえでは、いくつかルールがあります。

それがこちら。

哲学対話のルール


どうでしょうか?

なんか、穏やかそうな印象じゃないですか?
対話好きの僕にとっては、たまらない規則です。

ビジネスシーンだと、ブレインストーミングという技法なんかもありますが、それに近いものではないかなと思います。


哲学対話にハマったきっかけ


そもそも僕が哲学対話の存在を知ったのは、

哲学者・永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』という本がきっかけでした。

「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ!

本書紹介文より

本の内容についてここで多くは語りませんが、
個人的な読後の感想として、

・哲学って難しくないのかも
・なんか心地よい雰囲気だな~
・普段の生活から、誰もが「手のひらサイズの哲学」を抱えてそうだな~

こんなことを思いました。

気になった方は、ぜひ手に取ってみて下さい。


哲学対話の魅力とは?


どういうものかは分かったけど、
結局それのどこが良いの?と思った方もいると思います。


哲学対話の魅力はズバリ、

「居心地の良さ」

だと思っています。

※哲学対話のイメージ


日常生活であれこれ思考を巡らせていると、

「そんなわけないじゃん」
「何バカなこと考えてるの?」
「それはあなたの感想ですよね?」

みたいなことを言われてションボリしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、哲学対話の場においては、
どんな発言や考えであってもしっかりと聞いてもらえます。

なぜなら、

哲学対話のルール

これらのルールがあるから。


昨今よく耳にする、”心理的安全性”の究極形ような空間が、哲学対話にはあると思っています。

てな感じで、僕は居心地の良さこそが哲学対話の一番の魅力だと思っています。

冬のコタツと哲学対話は、一度入ったら出られません。ご注意下さい。


野﨑が実際にやっていること


哲学対話が趣味の人間はどんなことをしているのか、3つご紹介します。

①実際に哲学対話に参加する。

半年に1回くらいの頻度で開催される哲学対話に参加したりしています。

見知らぬ人といきなり哲学対話できるの?
と思われるかもしれませんが、意外とできます。

基本的にはオンラインでの参加。

そろそろ対面のやつに参加してみたいです!


②友人とカフェで考えたことを雑談。

これは、ホントに雑談するだけです。

「○○ってどういうことだと思う?」
とみたいな問いに対して、あーでもないこーでもないと雑談する。

例えば、最近だと、
「なんで最近のアニメはあんなに面白いのか?」とか、
「なんで人ってサボってしまうんだろう?」とかについて、
話したりしました。

散歩しながらでも、考えながら話していれば、それは立派な哲学対話だと思います。


③哲学対話のラジオを聴く。

通勤退勤時は、Podcastで哲学対話のラジオを聞いたりしています。

僕の愛聴番組は、
『夜ふかしの読み明かし』
『超相対性理論』
の2つ。

是非、チェックしてみてください。


哲学対話ラジオのオススメ回


「チェックしてみてください」とは言ったものの、
どれから聴けばいいか難しいと思うので、
僕のオススメ回をそれぞれ3つずつ紹介します。


① 【哲学回】ずっと真夜中でいいのか?

某アーティストの名前から、問いを見出して対話をしています。

大人3人で、
「ずっと真夜中でいいのか?」
「夜の魅力って何なんだろう?」
などについて、真剣に語り合っています。


② 【哲学回】結局、センスって何だろう?

「センスとは?」という問いについて考えている回。

センスとは、生まれ持ったものなのか、知識なのか、それともそれ以外の何かなのか。

皆さんはセンスってなんだと思いますか?


③ 【哲学回】なぜ人は嫉妬するのか?

僕の好きな回です。

よく嫉妬してしまう人にオススメの対話です。


④ #13 なぜ人は小説を読むのか(前編)【超相対性理論】

なぜ人は小説を読むのかについて語っている回。

「ビジネス界隈は小説を軽視しがち?」
「小説は役に立たないものなのか?」
「そもそもフィクションって必要?」

そんな感じの対話をしています。


⑤ #34 目的は本当に手段より大事なのか(前編)【超相対性理論】

ビジネスに近い話をしている回。

「ビジネスでは、目的に向かってメンバーが一致団結して行動するのが望ましいとされているが、それだけが本当に正しい姿なのだろうか?」

聞く前と後では、視点や考え方が変わっちゃうかもしれません。


⑥ #71 多数決を乗り越える?(その1)【超相対性理論】

多数決について考えている回。

「多数決だけで決めて本当にいいの?」

小学校の時、少数派に回った時の嫌な思い出を思い出しました。


最後に


1回目からかなり尖った趣味となりましたが、
いかがだったでしょうか?

「哲学」と言われると身構えるかもしれませんが、互いに考えていることを交換できれば、それは立派な哲学対話です。

文章だけでは伝わりきらなかったところもあるかと思うので、ぜひ一度参加してみて下さい!(野﨑と対話したい方も募集中です)


以上、第1回のFavoriteマップ、哲学対話編でした!

次回のFavoriteマップもお楽しみに~


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